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いままでの言葉: 2014年

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12月の言葉:「もともと、地図のない探検なんて、とても本気にはなれないし、どの探検譚を読んでも、地図は秘密の場所にかくされているのだから」
from 須賀敦子『遠い朝の本たち』電子版 (筑摩書房, 2013.11)[amazon | honto]
11月の言葉:「思うんだがウォールワース 学問というのは本来何の役にも立たんものだよ」by バジル・ウォーレン卿
from 坂田靖子『バジル氏優雅な生活』第2巻 電子版(白泉社, 2013.5)[amazon | honto]
10月はお休みしました。
9月の言葉:「シェイクスピアの詩人としての鋭い感性があたかも将来を見通していたとでもいうかのように、『テンペスト』の中で描かれた奴隷であるキャリバンをタラの干物に仕立て上げるというメタファーが、現実の世界でいよいよ具現化していく。」
from 越智敏之『魚で始まる世界史』(平凡社, 2014.6)[amazon | honto]
8月の言葉:「感動をもらった、元気をもらった。おかしいと思いません?」by 菊地信義 (てこぺんの記憶による)
at 「装幀=菊地信義 とある「著者50人の本」展」@神奈川近代文学館 ギャラリートーク
7月の言葉:「勝ちたいなら、走れ。」
from Number Plus 永久保存版 ブラジルW杯総集編(文藝春秋, 2014.8) [amazon | honto]
6月の言葉:「夕暮れどきとは神と人が、遊びと現実が融け合うときであったのだ」
from 小松和彦『神隠しと日本人』Kindle版(角川学芸出版, 2013.7) [amazon | honto]
5月の言葉:「そうよ、彼にしてみればよくよく思案した上でのことなの!女房、住居、衣料費、子供、どれもこれも費用のかさむものばかり。となると本代を削らなくちゃならない。そこであの人は古本のほうをえらんだってわけ!」by エレオノール・シジスモン嬢
from オクターヴ・ユザンヌ ; 生田耕作訳「シジスモンの遺産」 紀田順一郎編『書物愛 ; 海外篇』(東京創元社, 2014.2) [amazon | honto]
4月の言葉:「天分は書くなと言っても、義憤が詩を書かせる。」by ユウェナーリス
from ペルシウス, ユウェナーリス作 ; 国原吉之助訳『ローマ諷刺詩集』(岩波書店, 2012.5) 「諷刺詩」第一歌 [amazon | honto]
3月の言葉:「小説『翁丸物語』には翁丸らしい犬はどこにも出てこない。出てくるのは豊後(大分)から来た一匹の伊勢参宮犬。翁丸は人の興味をひくために題名に名を借りただけで、小説の中身とはまったく関係がない。」
from 仁科邦男『犬の伊勢参り』(Kindle版)(平凡社, 2013.7) [amazon | honto]
2月の言葉:「だけど、今日び、世界は理解できないものを許さないでしょう。」 by 雑賀満喜子の長兄
from 恩田陸『ユージニア』(Kindle版)(角川書店, 2013.7) [amazon | honto]
1月の言葉:「終末の予言のすべてが本当であるはずがない。真実があるとしても、せいぜいひとつあればいいところだ。」 by レイフ・ヘルガーソン
from ケヴィン・ハーン ; 田辺千幸『鉄の魔道僧2 魔女の狂宴』(Kindle版)(早川書房, 2013.10) [amazon | honto]
今年の年賀状:ジョンソン博士に敬意を表してカラスムギにしてみたのですが、なんだか寂しい感じに(>_<)

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