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いままでの言葉: 2012年

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12月の言葉:「生きている者の多数は、死んだっていいやつじゃ。そして死ぬる者の中には生きていてほしい者がおる」 by 灰色のガンダルフ
from 『旅の仲間』上 / J.R.R.トールキン ; 瀬田貞二・田中明子訳. (評論社, 1992)[amazon | honto]
11月の言葉:「終わらせなければ、始まらない」
from 『009 Re: CYBORG』ついに公開!神山健治監督インタビュウ(「SFマガジン」2012年12月号)[amazon | honto]
10月の言葉:「故に三下りの三味線で二上りを唄うような調子はずれの文章は、既に文章たる価値(あたい)の一半を失ったものと断言することを得(う)。」
from 泉鏡花 ; 東雅夫編『おばけずき』(平凡社, 2012.6)[amazon | honto]
9月の言葉:「ああボクはどうして大人になるんだろう/ああボクはいつごろ大人になるんだろう」
from 會川昇『UN-GO 因果論』(早川書房, 2012.1)[amazon | honto]
8月の言葉:「火のないところに煙が上らぬ如く、文字のないところから文学は生まれないのだから、文学者の生活の中に書物が或面積を占めて割り込んで来るのは当然である。」 by 柴田宵曲
from 森銑三・柴田宵曲『書物』(岩波書店, 1997.10)[amazon | bk1 ]
*3時間付き合わなくても、ちゃんとまとめてくれる人がいる。いい世の中です。ロンドン五輪開幕式典のスペクタクルを振り返る~シェイクスピアからピストルズまで - NAVER まとめ
7月の言葉: 「これまでわたしが出版してきた本の四分の三は、わたしがいなければ絶対に世に出ていなかっただろう。」by チェルトナム氏
from H.R.ウェイクフィールド「彼の者、詩人なれば…。」『ゴースト・ハント』(東京創元社, 2012.6)[amazon| honto ]
6月の言葉: 「それ自身が目的である行為ほど正直なものはなくって、正直ほど厭味のないものはないんだから、万事正直に出られないような我々時代の、こむずかしい教育を受けたものはみんな気障だ」by 広田先生
from 夏目漱石『三四郎』(青空文庫, 2000.7, 2004.2) 底本:角川書店, 1951[amazon| honto ]
5月の言葉: 「自分自身が「理解しているが、納得はできていない」という状態にあるのではないかと疑ってみるのは、良い練習問題になるでしょう」by 菊池誠
from『もうダマされないための「科学」講義』(光文社, 2011.9) 第1章「科学と科学ではないもの」[amazon| bk1 ]
4月の言葉: 「いいんだよぉ、人は信じられないことに直面したとき勝手に脳内補正してくれるから。」by 反ノ塚連勝
from『妖狐×僕SS』第12話「二人になった日」
3月の言葉: 「煎じつめれば、本書の作中人物たちは「事実は小説より奇なり」という格言を真に受けているのであり、実際は逆が真だといくら説いても聞く耳を持たなかった」by フェリペ・アルファウ
from フェリペ・アルファウ ; 青木純子訳『ロコス亭 : 奇人たちの情景』(東京創元社, 2011.6.) [amazon| bk1 ]
2月
お休みしました<(_ _)>
1月の言葉: 「恰も為天ゲネシス未済アポカリプスの如く」by アースウェイト
from アレイスター・クロウリー ; 江口之隆訳『ムーンチャイルド』(東京創元社, 2011.9.) [amazon| bk1 ]
今年の年賀状:トールキン『ホビットの冒険』から、御大自筆のはなれ山の表門です。がんばれPJ!

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