Toddler Penguin's Place >> 今月の言葉 >> 2001

いままでの言葉:2001年

12月の言葉:「殲滅戦が好きだ電撃戦が好きだ打撃戦が好きだ防衛戦が好きだ/包囲戦が好きだ突破戦が好きだ退却戦が好きだ掃討戦が好きだ撤退戦が好きだ/平原で街道で塹壕で草原で凍土で砂漠で海上で空中で泥中で湿原で/この地上で行われるありとあらゆる戦争行動が大好きだ」by“最後の大隊”指揮官“少佐”
平野耕太『ヘルシング』4(少年画報社, 2001.11)
11月の言葉:「品定めは、つねに最上のものを、つとめて体験し、それにしたがって他を知り、ふさわしい使い勝手を掌中に収めていなければなりません。」by 辰巳芳子
辰巳芳子編『手しおにかけた私の料理 : 辰巳芳子がつたえる母の味』(婦人之友社, 1992.10)
10月の言葉:「愛だろ、愛っ」by 永瀬正敏
サントリー ザ・カクテルバーのCM (1993)
9月の言葉:「♪おおイングランド。私のライオンハート。」by ケイト・ブッシュ
恩田陸『ライオンハート』(新潮社, 2000.12)
8月の言葉:「わたしは南部に住むコマーシャル・ライターで、質のいいコマーシャル・フィクションを書こうとしているだけだ。文学を書こうとは思っていない」by ジョン・グリシャム
青山南『この話したっけ? : インターネットでこんなに読めるアメリカ文学』(研究社 , 2001.2)
7月の言葉: 「ある本を贔屓し、ある本を軽蔑せよということですか?……」by 稀覯本収集家ビクトル・ファルガス
アルトゥーロ・ペレス・レベルテ 大熊栄訳『呪いのデュマ倶楽部』(集英社, 1996.11)
6月の言葉: 「人間関係なしの情報だけの世界というのが,僕の昔からの夢ですよ」by 東浩紀
東浩紀×斎藤環『もう人間はうんざりだ 「データベース」が切り拓く新しいコミュニケーションのかたち』(中央公論 2001年6月号)
5月の言葉: 「……常に挙措を計り合うて片時も離れる事なく、夜も一つの衾(夜具)に臥し、厠へさえも打ち連れて行くほどであった。」
鈴木桃野『反古のうらがき』より「怪談」
4月の言葉:
「てめぇらにできるのは長生きくらいだ」by ドサ健
『麻雀放浪記』(和田誠監督 , 1984)
「長生きって大事だよね。ああして長生きすると、観音っていってもらえるんだもん」by みうらじゅん
『見仏記』(中央公論社 , 1993)
「大事なことは死なないことだね」by 高原英理
「幻想文学,この七年を振り返る」(「季刊幻想文学」第60号(2001.3))
3月の言葉:「今日書きまくっているような流行作家は、あれは三流四流なのであって、」
平井呈一『真夜中の檻』(東京創元社 , 2000.9)より
2月の言葉: 「我々は幻影(ゆめ)とひきかえに知識を買って、高い払いをすることになる。というのも、ほんのわずか知恵をつけただけで、たいそう多くの楽しい夢想が飛んでいってしまうからである。」
リチャード・ミドルトン「ある本の物語」より。 南條竹則訳『幽霊船』(国書刊行会、1997)所収
1月の言葉:「なつかしい未来」fromあちこち

今月の言葉へトップページへ
rh7r-oosw@asahi-net.or.jp