俺流・ポータブルプレーヤーの選び方とは?

【これまでの俺的粗筋】 
これまでに固体メモリMP3プレーヤー2+1(松下のSV−AS10、いわゆるアユの切り札、デジカメだけどMP3としてしか使ってい
ない)台、MP3ポータブルCDプレーヤー(Rio、やっぱり大きくて重い)、iPOD15GBを使ってきたが、どれもこれも、帯に短くたすきに
長し。折しも、アマゾンでスゴ録を衝動買いした際に発生したポイントが7500円分。衝動買いのなだれ現象に巻き込まれるがまま
に、俺は今こそついに究極のMP3プレーヤーを追い求める戦いに挑もうとするのであった...

まず、最新スペックを調べた!(我ながらマメだ。)

Apple iPod mini 4GB Creative NOMAD MuVo2 4GB Creative NOMAD MuVo2 1.5GB SONY NW-HD1S Panasonic SL-CT510-A iRiver iFP-790 256MB
価格(円) 28140 24800 19800 51500 9180 24800
記録容量 4GB 4.0GB 1.5GB 20GB 0.65GB 256MB
バッテリー稼動時間 最長8時間 最大14時間 最大14時間 ATRAC3plus 48kbps:30時間、ATRAC3plus 64kbps:27時間 CD-DA 55時間/MP3 105時間(ONのみ) 最大約 40 時間(128Kbps、 MP3 、 Volume:20、 EQ:Normal)
接続方法 FireWire 400 および USB 2.0(Dockコネクタ経由) USB2.0/1.1 USB2.0/1.1 USB2.0/1.1 USB2.0
充電時間 最長3時間(1時間でバッテリー容量80%まで高速充電) 3時間(ACアダプターで充電した場合)、5時間(USBインターフェースから充電した場合)※3 3時間(ACアダプターで充電した場合)、5時間(USBインターフェースから充電した場合)※3 3時間 約2.5〜3.5時間 乾電池
オーディオフォーマット AAC (16〜320Kbps)、MP3 (32〜320Kbps)、MP3 VBR、Audible、AIFF、Apple Lossless、WAV MP3(32 - 320kbps、可変 Bit Rate対応)、WMA(64 - 192kbps)、WAV(最大48kHz) MP3(32 - 320kbps、可変 Bit Rate対応)、WMA(64 - 192kbps)、WAV(最大48kHz) ATRAC3plus MP3 MP3
サイズ 91.4×50.8×12.7mm 67(W)×66.5(H)×20(D)mm 67(W)×66.5(H)×20(D)mm 89.0mmx62.1mmx13.8mm 135.0×23.4×135.0mm 約87×32×26.7mm
重量 103g 約79g(バッテリー未搭載時)、約101g(バッテリー搭載時) 約79g(バッテリー未搭載時)、約101g(バッテリー搭載時) 約110g(内蔵充電池含む) (付属充電式電池含む/電池含まず) : 約205g/約160g 約 60g(電池装着時)
CD何枚分? 62 62 23 308 10 4
CD1枚15曲として何曲? 930 930 345 4620 150 60


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まず、固体メモリーだが、やはり256MBではCD4枚分。ほかの機器と比べるとやはり見劣りする。コストパフォーマンスでは見劣
りする。メモリーカードはどれもこれもFLASHメモリーの転送速度が遅すぎて、いらいらする。毎週末に今週の通勤用プレイリストと
して転送するのが面倒。今使ってる松下のアユの切り札も、音楽再生はデジカメのおまけだから文句言えないが、別売だったソフト
が史上最低。このソフトを使うと、Logitechのワイヤレスマウスが必ずハングアップする。ほかのソフトで作ったMP3をインポートしよ
うとしても、しょっちゅう失敗するので、結局リッピングからやり直しになることも多い。さすが松下だ。とても商品とは思えない。”デ
ジカメです。”と言われればそれまでだが。著作権やら何やらいろいろ言うなら、MP3プレーヤー出すなといいたい。

実は、MP3プレイできるポータブルCDプレーヤーは、重量とサイズさえ気にしなければスペックは結構いい線なのだ。個人的に欲
しいのは、これを小型にしたものなのだ。しかも、抜群に安い。それから、CD−Rで整理できる。物があるというのは、中身と形の
対応がつくので、やっぱりわかりやすい。でも、どうしようもなく大きい。重い。MP3いれられるMDがあればそれでもいいのだが、
PCにつなぐ手間考えると手が出ないだろうから、選択肢にはなりえない。

現在のところ、こうしていろいろ考えるとHDプレーヤーに行き着く。iPOD15GBを持ち歩いていなかったのは、ハードディスクを持ち歩
くことへの心理的不安が一つ。かわいいiPODちゃんをそんな危険な目には合わせられません、という過保護。それから、15GBある
と、もう何が入っていたのか、わからん。マネジメントできない。ホイールもいまいちレスポンスが悪くて使いこなせない。満員電車の
中でわざわざ聴きたい曲探すのは面倒。結局、持ち歩いてもランダムプレイしかしない。となると、聞きたいものが聞けない!(馬鹿。
)というジレンマに陥る。その結果、iPODはBOSEのPCスピーカーと組み合わせて、ジュークボックスとなっている。それから、充電
に時間がかかりすぎるし、電池も持たなかった。実際に持ち歩いて使ってみると、毎日充電しても、しょっちゅう電池切れの状態だっ
た。

でも、ソニーのHDウオークマン、MP3使えないと言うのは、今時”すげえ!”としか言いようがないと思う。それで5万円?iPODmini
2個買う方が良いかも。

その点、iPODミニやMuVoの4MBは魅力的だが、それでもCD60枚はちょっとマネジメントしきれないし、個人的には中途半端な気
がする。今聞きたいものだけというと、MuVO1.5GBに行き着く。CD23枚分、バッテリー14時間、100g、¥19800(アマゾンでポ
イント使えば、〜¥12000!)。インターフェイスが使いにくそうだが、飽きたものは消せばいい。聞きたいものだけ入れてランダム
プレイする。しかも、USBで充電できるということは、会社で充電できる。ACアダプターを持ち歩く気はしない。それから、iPODmini
はクレードルなどが付属ではないので、付属品を買うと価格的にも実際はもっと割高になる。やっぱり、ポータブルプレーヤーは壊れ
ても『仕方ないか。』で済む値段の方が御気楽だし、使い倒せる。

【結論】
という訳で、
Creative NOMAD MuVo2 1.5GB に決定!

気が向いたら、後日体験レポートに続くかもしれない。

Cf.
もっとも使いやすいポータブルプレーヤーの容量は「1,000曲」〜米調査結果

【後日体験レポート】

これはマニュアルはほとんど無いようなものだと思って良いですね。プレイリストを作らないで、ルートフォルダーにばかばかそのまま
曲を入れていくと、120曲くらいでそれ以上転送出来なくなりました。プレイリストがないと訳分からなくなるのも事実ですが、全部ラ
ンダム再生すればいい、と思っていたら、ハマりました。こんな事マニュアルには書いてない。作っている方は、どうせマニュアルなん
か読まないだろうと思ってるのかもしれないけど、困ったら読むしかないんだよ〜。


ちゃんとWindowsのツールバーから”ハードウエアの安全な取り外し”をしても、文句を言う。壊れる前にコツを覚えないと。いろいろ
やったら、ハードウエアの取り外し>ドライブ>で出てくるうち、MuVoではなくドライブ(J)かなんかを指定すればよいことが分かった。
壊す前に分かって良かった。黒ひげ危機一髪かっつううの。まあ、多分壊れることはないと思うけどね。


マニュアルもさることながら、保証書もついていないような気が(笑うしかない)。このクリエイティブメディアって、シンガポールの会社
なんですね。安い、早い、自己責任、がキャッチフレーズなのかも。Rioと良い勝負。やはり、家電は日本製が安心。これをゴリゴリ
使いこなすことに征服欲の充足と快感を覚える人向きだ。これを買って本当に良かった!(ヤケクソ)5000円余計に払うか、自分の
手間で払うか?という選択だったのか。

でも、音は確かに iPODなんかよりは良いと思う。オープンエアヘッドフォンは本当に大きくて耳が痛くなる。胸ポケットにすぽっと入る
のは安心した。煙草と一緒だと当然駄目ですが。でも、ヘッドフォンのコード長すぎて邪魔。どういう使い方を想定しているのか?色々
不思議な商品だ。そもそも、1.5インチハードディスクより安い1.5インチハードディスクMP3プレーヤーと言うだけで十分不思議だが。

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【その後の後日体験レポート】

ヘッドホンケーブル、長すぎるっつうの!こうやって巻き付けて、こうやって縛って、ウザイウザイと叫びながら
使ってます。ヘッドホンでかすぎて、パッドがもうボロボロだよお!



全曲ランダム再生は、
 PLAYMODE --> Random Repeat
 Folder(Root)
設定でできました。



この通り。



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