勧請 かんじょう 分社 ぶんしゃ |
神仏の分身や分霊を他の地に移し祀ることを勧請といいます。日本の神様は、 無限に分割でき、数がどんなに増えても本来の神威は薄れないとされます。 一般に、勧請して祀られた神社を、本社に対して分社と言います。 分社は、必ずしも本社の支配を受けるものではなく、独立した神社として経営されます。 例えば八幡神の場合、本拠地の宇佐神社(大分)から石清水八幡宮(京都)、 そこから鶴ヶ岡八幡宮(鎌倉)に勧請され、さらにこの3社を中心に、 無数の分霊が各地に勧請され広がりました。全国に約25,000社も祀られています。 . |
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