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初代カローラ 1100
昭和1年(1966)11月に発売された初代カローラ 1100は「プラス100ccの余裕」のキャッチフレーズで人気を呼びトヨタの代表車種となりました。その後モデルチェンジを繰り返しながら現在も生産が続くロングセラーカーです。
昭和41年11月 | カローラ 1100 KE-10型 発売 |
昭和42年05月 | カローラ 1100 4ドアとライトバン 発売 |
昭和45年05月 | 二代目カローラ KE-20型 発売 |
当時の価格は カローラ 1100 デラックス が | 498,000円 |
スペシャル が | 475,000円 |
スタンダード が | 432,000円 となっています |
昭和41年度のカローラの生産台数は12,000台余りですがその後急速にに生産台数を増していきます
以下に昭和41年(1966)型カローラ 1100をカタログより紹介させていただきます
トヨタ・カローラ1100。画期的な1100cc強力エンジンを搭載した5人乗りハイ・コンパクトカーです。この車は 「自動車をみんなのものに」 というトヨタ創業の願いから生まれました。クラウン、コロナ、パブリカを生んだトヨタの技術がここに結晶しています。
花の美しさプラス力強さのイメージ・・・カローラとは、花の中の最も美しい部分、花びらの集合体、そして「花の冠」という意味です。この車にぴったりだとお思いになりませんか。パッと花がひらいたように人目をひきつける、やわらかで流動感にあふれた線と面。しかもそこに秘められたダイナミックな力強さ。これこそ現在のカーデザインの先端をいくものです。独創的、親しみやすい、見あきない、と数々のおほめをいただきました。このスタイルは純粋に日本人のデザイナーの手で生まれたのです。
カローラは快適な運転、快適な乗り心地に重点をおいて設計した車です。ここにこそクラウン、コロナ、パブリカを生んだ乗用車メーカーとして伝統と経験がはっきりあらわれているのです。運転するために無理な姿勢をとる必要は、全然ありません。すべてのものがあるべき所にあります。ハンドルは太さも大きさも実に手頃。ハンドルから自然に左手をおろすとチェンジレバーが待ちうけています。万事がこんなぐあいです。
シートはフル・リクライニング・・・
カローラの座席の微妙な座り心地をお試しになりませんか。前後は2つに分かれたセパレート型。しかもこのシートは一ばんうしろまで倒すと後席背もたれとつながるフル・リクライニングです。前後に12cmも移動調節でき、背もたれの角度は何と16段にも変えられます。後席の広さも、頭上の空間もたっぷり。後席両側には側面の壁面を利用した肘かけがあり、きゅうくつな思いをせずに、ゆったりとくつろいでいただけます。
軽量で堅ろうなユニフレーム・・・
カローラのボデーは、フレームとボデーが一体となった「ユニフレーム」です。このボデー構造は軽くて、しかも強度が大きいのが特長ですが、それをさらに一歩すすみて、カローラのバデーはさらに軽く、さらにじんに設計されています。ボデーの曲げ・ねじれに対する剛性は非常に高く、耐久性に富み、万一の場合にも車室の安全を守るのです。
その他の画像は下記にてご覧ください
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主な仕様書
全 長 |
3,845 mm |
エンジン形式 |
水冷4気筒直列頭上弁式 |
全 高 |
1,380 mm |
総排気量 |
1,077 cc |
全 巾 |
1,485 mm |
圧 縮 比 |
9,0 : 1 |
車両重量 |
710 k g |
最高出力 |
60PS/6,000 rpm |
最高速度 |
140 km/h |
最大トルク |
8,5kgm/3,800 rpm |