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二代目・グロリア
昭和34年(1959)2月に発売されたグロリアは昭和37年(1962)2月にフルモデルチェンジされました。これまでグロリアとスカイラインは同じシャーシーを使用していましたがこのモデルチェンジによりグロリアとスカイライン全く別の車になって行きます。日産自動車と合併後も生産は続けられましたが四代目グロリアからはセドリックとシャーシーが共通化されました。その後もモデルチェンジを繰り返しながら生産が続けられましたが1999年7月に生産を終了しています。
昭和37年10月 | グロリア デラックス 発売 |
昭和38年06月 | グロリア スーパー6 発売 |
当時の価格は グロリア デラックスが | 1,150,000円 |
グロリア スーパー6 が | 1,190,000円 |
グロリア スペシャル が | 920,000円 となっています |
昭和38年(1963)度のプリンスの乗用車の生産台数は 29,280台となっています
以下に昭和38年(1963) 型グロリア・デラックスをカタログより紹介させていただきます。
この車にすべてがある《グロリア デラックス》
豪華な本格的高級車・・・ここに誕生 ! <長く・広く・低く・>フラットデッキスタイルのボデーデザインは、新しい高速時代の先端をゆくダイナミックな美しさ。
いままでの国産乗用車では考えられなかった国際感覚にあふれた風格は優に外国大型車に匹敵するすばらしさです。
しかも、室内デザインは<動く応接室>のデラクッスモード。大型のコンビネーションメーターを中心に配置された計器盤はデザインはエボニーブラックを基調にした重厚感にあふれ、乗る人の人格をシンボライズする誇り高き雰囲気をかもしだしています。
国産車では望みえなっかた大型車なみのゆったりとしたドライバースペース。大型の横型のコンビネーションメーターを中心に、集中配置された計器類をはじめ、ハンドルポジションやペダル距離は、人体工学の研究から生まれた、最高のドライビングポジション。ワイドビジョンのフロントウインドーは、30%も視界を広げ、運転操作をさらに安全に快適にしました。
広いスペースを合理的に配分。人体生理の基礎理論の上に実用実験を積み重ね、すみずみまで神経が使われています。短時間のご乗車はもちろん、長時間のドライブにも快適さが約束されています。内張りカーペットをはじめとする材料は厳選されたものが使用され、モノトーン基調とする落ちついたカラーコンディショニングが施されています。安全性を考えて,車室の壁面から出来るだけ突起物をなくすよう種々な工夫がとり入れられています。安心して、静かにくつろいでいただける車室、これが優れた機能のくるまにふさわしいグロリア デラックスの客席です。
その他の画像は下記にてご覧ください
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主な仕様書
全 長 |
4,650 mm |
エンジン形式 |
水冷直列4気筒頭上弁式 |
全 高 |
1,480 mm |
総排気量 |
1,862 cc |
全 巾 |
1,695 mm |
圧 縮 比 |
8,5 : 1 |
車両重量 |
1,295 kg |
最高出力 |
94PS/4800 rpm |
最高速度 |
145 km/h |
最大トルク |
15,6kgm/3600 rpm |