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トヨタ・ボンネットトラック
現在は大型トラックを生産していないトヨタ自動車ですが昭和30年代は5トン車 6トン車 大型バス等も生産していました。昭和41年の日野自動車工業との業務提携後は日野自動車は小型車の部門から次第に撤退を進めトヨタ自動車は次第に大型車部門からの撤退を進め昭和46年に大型車の生産を終了しています。
昭和29年02月 | トヨタFA型ガソリントラック 発売 |
昭和32年03月 | DA型ディーゼルトラック 発売 |
昭和39年06月 | DB型ディーゼルバス 発売 |
昭和41年10月 | 日野自動車と業務提携 |
昭和36年(1961)度のトヨタの大型トラックの生産台数は 34,201台となっています
以下に昭和33年(1958) 型トヨタ・ボンネットトラックをカタログより紹介させていただきます。
トヨタ・トラックの強力、経済、賢ろう性および、運転の容易さなどの特性は、ことに定評があり、わが国でいちばん多く愛用されていることが、それを明らかに物語っています。最小の経費でご事業の能率を高め、いつどこでも安心してご使用になれます。
快適な運転室、容易な運転操作
運転室はゆったりと広く設計されています。ラッテクスとスプリング併用の快よいシートクッションおよび軽快なハンドル、シンクロメッシュ機構のトランスミッションなどその快適さ、運転の容易さは他に類を見ません。トヨタ車体製標準キャブはオールスチール製で、キャブとカウルを最初から結合した一体方式ですから剛性が高く、耐震性にすぐれています。なおオプショナル部品として、カーヒーターの取付も容易です。
5トン積み、14尺の長尺荷台
標準荷台の有効寸法は、長さ4.250mm(14尺)、巾2,170mm(7尺2寸)の広い積載面積があります。荷台の有効巾は他の5トン積トラックの比べても最も広く、定尺物の荷物がうまく、沢山積載できます。
フレーム、アクスル、スプリングなど足回り各部の強度が、堅牢なハイポイト機構を含むバンジョウ型リヤ・アクスルの採用により、ますます充実強化され、どんな用途にも、長期間安心してご使用になれます。
その他の画像は下記にてご覧ください
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主な仕様書
全 長 |
7,145 mm |
エンジン形式 |
6気筒直列頭上弁式 |
全 高 |
2,275 mm |
総排気量 |
3,878 cc |
全 巾 |
2,340 mm |
圧 縮 比 |
7,2 : 1 |
車両重量 |
3,550 kg |
最高出力 |
110PS/3400 rpm |
最高速度 |
85 km/h |
最大トルク |
27,5kgm/2000 rpm |