日産・オースチン 

日産自動車は昭和28年秋にイギリスのオースチン社と技術提携してA40サマーセットの組み立てを開始しました。その後順次国産化を進め昭和33年に完全に国産化しています。そして昭和35年セドリックの発売と共に生産を終了しました。

昭和28年10月 A40サマーセット組み立て開始 ....................

昭和30年 2月 A50ケンブリッジ組み立て開始......................

昭和33年10月 完全国産化 ....................................................

昭和35年2月 オースチンの生産終了......................................

昭和33年度のオースチンの生産台数は3,935台となっています。.....................

発売当時の価格はA40サマーセットが1,114,000円 A50ケンブリッジが1,100,000円となっています。....


以下に昭和33年(1958)型日産・オースチンA50ケンブリッジをカタログより紹介させていただきます


近代的なスタイルと塗色の6人乗オースチン A50 ケンブリッジデラックス。いぶし銀のボディーサイド フラッシュ、ルーフドリップ モールデイング、ホワイト サイド タイヤ、青色アンチサングラス使用のウィンドウ、左右2個のフォッグ ランプと室内バックミラー、シールドビームのヘッドライト等豪華な粧いを施しています。純国産中型乗用車の最高峰にあるこのオースチンは性能・乗心地・スタイル共に必らず皆様の十二分な御満足がいたゞけると確信致します。

3人がけのゆったりしたテラックスの運在室、ラジオ、カー ヒーター、時計、シガレット ライターが標準部品として装備されている外、ツートン カラーのドア内張り及びシート、ドア アームレスト、出し入れ自在のセンターアームレスト、ウール カーペット等正にテラックスの名に恥しぬ豪華さを誇っています。


後部客室も又運乾室同様豪華な内にも気品あムれたいわば「動くサロン」とでも云える雰囲気です。高級ウール地を使用したクッションの良いシート、ドア アームレスト及びセンター アームレスト、後窓のバック ライト ブラインド、深きの十分なレッグルーム等居住性Lの良きは比類がなく、フロアーー杯にひかれたウール カーペットの感蝕も又心よいものである。


明るく正しく掃射するヘッドライト(デラックスモデル用はシールドビーム)の外にサイド ライトと方向指示用のフラッシヤー ライト、デラックスには更に2個のフォッグ ランプとバックミラーがあり、走行の安全性を高めています。

ボディー後部の明る(大きなストップ及びテールライトとフラッシャー ライト、それにチェンジ レバーと連動するパック ライトはどの様な状況のもとでも他から確認出来、走行中の安全度を大いに高めています。

A50のボディー構造はオースチン独特の「ユニタリー コンストラクション」と呼ぶ強靭無比の単体構造を採用しているので、特別にシヤシー フレームは用いられておらず、ボディーと一体になっており軽量でしかも十分な強度をもっています。此の特殊なボディー構造は現行他事の単体構造とは異なり、フレーム付きとフレームレスの両長所を最大限生かした最も進歩したボディー構造です。エンジン、トランスミッション、サスペンション、プロペラーシャフト、リヤーアクスル等は一体に組まれ此のボディーに堅固に取付けられています。

その他の画像は下記にてご覧ください

 詳しい仕様書.............             . エンジン....................

. スタンダード       .../......        サスペンション.......

主な仕様書

全    長

4,120 mm

エンジン:形 式

4サイクル水冷頭上弁式

全    高

1,570 mm

総排気量

1500 cc

全    巾

1,580 mm

内径×行程

73 mm × 89 mm

車両重量

1,085 kg

最高出力

50 PS/4,400 rpm

最高速度

128 km/h

最大トルク

10,2 kgm/2,100 rpm