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いすゞ自動車は昭和28年秋にイギリスのヒルマン社と技術提携して乗用車の組み立てを開始しています。昭和32年には完全に国産化されたニューヒルマンミンクスを発売しています。その技術を結集して開発されたのがいすゞベレルです。色々な車種が発売されましたがあまり販売は伸びなかったようで5年位で生産を終了しています。
昭和37年4月 | ベレル1500と2000 ディーゼル 発売 |
昭和38年1月 | ベレル2000スペシャルデラックス 発売 |
昭和38年6月 | ベレルエキスプレス 発売 |
当時の価格は ベレル 2000デラックスが | 998,000円 |
2000スタンダードが | 798,000円 |
1500スタンダードが | 768,000円 |
2000ディーゼルが | 848,000円 |
2000スペシャルデラックスが | 1,060,000円 |
エキスプレスが | 770,000円 となっています |
昭和37年(1962)度のベレルの生産台数は 6,527台となっています
以下に昭和37年(1962) 型ベレル・デラックスをカタログより紹介させていただきます。
いすゞベレル
あなたの気品と栄光を走らせるローヤルライン 低く長く広く ハイウェイスコープ 素晴しい視野モータリストの求める---華やかな乗り心地 バランスのとれた機能 そして高速安定性いすゞベレルは 研究と技術50年の伝統に信頼を築いたいすゞが新しい時代に贈るハイウェイカーです。
ハイウェイスコープの魅力
■ハイウェイスコープと呼ばれる広い視野を持つラップアラウンドグラスに囲まれた運転席は 両端の細いビラー ゆるやかに前方に流れるボンネットとあいまって見透しがよく快適なドライブを楽しめます。ハイウェイ時代の高速車として快速 爽快なドライブにベレルのハイウェイスコープは何んといっても魅力です。
室内は動くサロン
ホテーカラーにマッチした柔らかなシートクロースは西陣織りを思わせる優美な色調てベレルの品位を高め乗る人に落ち着きをあたえてくれます。ゆったりとしたスペースともっとも楽に腰かけられる合理的な角度をもつシート室内各部はソフトなパッドておおわれ床はやわらかいビニフォーム付のマット上にカーペットかしいてあります。各ドアーのドアーブル兼用のアームレスト熱線吸収ガラスをはめ込んた大きなガラスなど室内装飾は完全てす。その上 ラジオ 時計 ヒーター シガーライター 灰皿 コートハンガーなとアクセサリーも完備されておりますからベレルの室内はまったく動くサロンの言葉てあらわきれる楽しいムードがあふれています。
大きなトランクルームサロン
その他の画像は下記にてご覧ください
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主な仕様書
全 長 |
4,485 mm |
エンジン形式 |
4気筒直列頭上弁式 |
全 高 |
1,493 mm |
総排気量 |
1,991 cc |
全 巾 |
1,690 mm |
圧 縮 比 |
8,0 : 1 |
車両重量 |
1220 kg |
最高出力 |
85HP/4800 rpm |
最高速度 |
136 km/h |
最大トルク |
15,3kgm/3200 rpm |