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富士重工の前身は戦闘機「隼」や零戦のエンジン「栄」等を開発した中島飛行機でした。戦後はスクーター等を作っていましたが昭和33年にスバル360を発売して四輪メーカーの仲間入りをしました。てんとう虫の愛称で親しまれ12年間で50万台以上が生産されました。現代でもマニアの手で保存され時々姿を見ることができます。
昭和33年3月 | スバル 360 発売 |
昭和34年9月 | スバル 360 コンパーチブル 発売 |
昭和35年10月 | スバル 450 発売 |
昭和44年8月 | スバル R-2 発売 |
当時の価格は スバル 360 デラックスが | 390,000円 |
セダンが | 365,000円 |
450が | 385,000円 となっています |
昭和37年度のスバル360の生産台数は 12,221台となっています
以下に昭和36年(1961) 型 スバル360セダン をカタログより紹介させていただきます。
スバル360はこれからの時代の国民車です
● 日本の代表的国民車として、もっとも多くの人々から愛用され親しまれている、4人乗り乗用車です。これからの時代には、自動車はゼイタク品ではなく、生活を豊かにし、楽しい人生を送るための必需品となりました。 ● 1人でも多くの人に乗っていただくために価格を安くし、毎日お使いになるにあたっても、維持費をすくなくするため、わずかの燃料で長く走れるようにつくられています。 ● 税金や保険料も、他の自動車にくらべて安く、また手軽にとれる軽自動車免許でお乗りになれます。 ● 富士重工業のすぐれた技術を結集してつくられたものですから、その加速力、登坂力、最高速度などの性能は、小型自動車に負けません。● せまい道でも運転は容易、駐車も楽で、快適なドライブが楽しめます。
広 い 室 内 ・ 十分な荷物入れ
大人4人がゆったり乗れ、扉が大きいので乗リ降リも楽です。前方の棚と、後部座席のうしろに広い荷物入れがあり、又.後部座席を折たためばきらにたくさんの荷物が積めます。
視界の広い前面ガラス ・ サンバイザーバックミラー
パノラミック前面グガラスによって、明るく又.見とおしもよく、安全な運転とともにすばらしい風景を楽しめます。運転席上方には、角度が自由に調節できるサンバイザーと、広い視界をうつすバックミラーが一体化されています。
優れた登坂力 ・ 安定した乗心地
4人乗って箱根、日光いろは坂、六甲山、比叡山など、どんな坂でも平気で登れます。すぐれたサスペンションは悪路の衝撃や動揺を吸収して、やわらかいシートクッションとともに、とてもすばらしい乗心地です。そして高速でも安定したハンドルで楽に運転できます。
その他の画像は下記にてご覧ください
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主な仕様書
全 長 |
2,995 mm |
エンジン形式 |
強制空冷2サイクル2気筒 |
全 高 |
1,360 mm |
総排気量 |
356 cc |
全 巾 |
1,300 mm |
圧 縮 比 |
6,5 : 1 |
車両重量 |
385 kg |
最高出力 |
18PS/4700 rpm |
最高速度 |
90 km/h |
最大トルク |
3,2m-kg/3200 rpm |