三菱・ジュピター 

現在中型トラックは各メーカーから発売されていますが昭和30年代始め頃のトラックは最大積載量5トン以上の大型トラックと最大積載量2トン以下の小型トラックのみでした。この中間に位置する車種として発売されたのが三菱ジュピターです。2,5トン 3トン 3,5トン、の三車種が発売され好評を博しました。その後キャブオーバータイプ等も発売されていましたが会社合併によりふそうに吸収されその名前が消えたように思います。

昭和34年(1959) 7月 ジュピター 2,5トン 3トン積 発売...............

昭和35年(1960) 4月 ジュピター 3,5トン積 発売............................

昭和39年(1964) 10月 ジュピター 4トン積 発売.............................

昭和40年(1965) 7月 ジュピター 3,5トン積キャブオーバー 発売

昭和37年度のジュピターの生産台数は11,256台となっています。

以下に昭和37年(1962)型三菱・ジュピターをカタログより紹介させていただきます

 

三菱・ジュピター 4メートルデッキ車

三菱ジュピター (ガソリン車)

TllGBH型‥…4メートルテデッキ   TllGAH型‥…3メートルテデッキ   TllGAD型‥…ダンプ・トラック  これまで日本で活動するトラックは小型車は2トン積まで大型車は5トン積以上でしたので、その中間の中型トラックは久しい間皆様かち要望きれていました 新三菱重工がその精鋭の技術陣を総動員してこの要望にこたえたのが三菱中型トラックジュピターでず

特色

●日本でこれまでになかつた高性能の本格的中型トラックです。●世界的名声のジープ・エンジンをトラック向きに改良した強力なガソリン・エンジンです。●運転操作が非常に容易で運転席はゆっくり3人掛ができます●乗用車並の乗心地 居住性で長時間運転しても疲労感を覚えません。●中型トラックとして馬力 重量 積載量などすべてバランスのとれた設計です。●燃費が少なく維持費がかからず整備し易い経済的なトラックです。

 乗用車ムードの乗心地・・・・・・

●広い視野を持ったパノラマ・ウィンドウ安全度の高い強化ガラスのウィンドウは広い視野を持ち運転の疲労を軽減しています ●軽快なステアリング・ハンドルとリモート・コントロールのレバーはステアリング・ハンドルの右側にありますので3人掛の時でも支障なく操作できます軽快なステアリング・ハンドルはフル・シンクロメッシュのトランスミッションと相まって運転操作を非常にスムーズにしています ●吊リペダル クラッチブレーキやアクセルのペダルは吊り式になっていますのでエンジンやブレーキシューよりの不快な振動が伝わりませんまたエンジン・ルームとの間を遮断しているため 防音 防寒 防塵の効果をあげています ●3人掛の快適な運転室は乗用車なみの装備をもち居住性も乗心地も乗用車と少しも変りません シートはゆっくり3人掛ができてやわらかいラテックス・スポンジ製ですからいつも快適な運転を楽しんで頂けます長い時間運転しても疲労感を覚えないという点が大きな特色です

三菱・ジュピター 3メートルデッキ車

無理のきく堅牢なシヤシ

●梯子型フレーム フレームは構造的に最も安定したストレートの梯子型を採用したのでねじりや曲げに無理がなく高強度の銅板を使っていますからどんなに荷を積んでもまたどんな悪い路を走破しても 非常に頑丈です 前輪回り 後輪回りには給油不要の構造を各所に取入れています 例えばバネの取付にはラバ−・ブッシュを使用し、キング・ピン回りはニードル・ローラーを使用して給油期日を延長させかつ耐久性の向上をはかっています


 詳しい仕様書            エンジン

主な仕様書(4メートルデッキ車)

全    長

6,360mm

エンジン形式

4サイクル水冷直列四気筒

全    巾

1,930mm

総排気量

2,199cc

全    高

1,930mm

最高出力

76 PS/4,600r,p,m

乗車定員

3人

最高速度

95km/h

最大積載量

3,000kg

燃料消費率

8,5km/リットル