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愛知機械は現在日産自動車の一部の車種を生産していると思いますが当時はコニーという名前の軽四輪を生産していました。それ以前にはヂャイアントと言う三輪トラック等も生産していました。そのコニーが昭和36年に発売したのがコニー・グッピーです。小さいながらも色々な特徴を持った可愛い車でしたが余り長くは生産されず姿を消しました。
昭和36年5月 コニー・グッピー 発売
昭和38年5月 コニー・グッピーの 生産終了 昭和36(1962)年当時の価格は 225,000円
コニー・グッピーの総生産台数は 4,645台となっています
以下に1961年型コニー・グッピーをカタログより紹介させていただきます
カタログの表紙です後ろにあるのがコニー360のライトバンです
@可愛いい車に似合ずキャビンは乗用車なみの広さ、新設計のテンション、スプリング方式のシート、これでどんなに太った方でも大き方でもゆったりと心地よく運転して頂けます。
Aオイルダンバー付コイルスプリング(ウイッシュポーン式独立懸架)の前輪廻り、ナイトハルト(捩りゴム式独立懸架)の後輪廻り、贅沢すぎる程の足廻りで乗心地は更に一層よくなります。
B広い前面ガラス、ユニークなセンスのヘッドランプ、洒落れた感じのトップマーク、スマートなフラットボンネット、フロント廻りは“愛らしさ" が一杯と云う感じで快適なドライブを、お約束しております。
Cお忙しい商用に連終に、そして楽しいドライブにと、100kg積の荷台はグッピーの魅力を一段と高めております。
D面倒な調整箇所がなく全く手のかゝらないエンジン、新設計のトルコンにマッチした合理的な設計で寿命は驚くほど永く-15C゜の酷寒にもキースイッチーつですぐ始動する高性能エンジンです。
E今迄の概念とは全くかけはなれた性能のトルクコンバーターを装着したコニーグッピーは面倒なクラッチ、チェンジレバーがなくアクセルベタルとブレーキベタルの二つを便相して思いのまゝのスピードが得られ、しかもエンスト、ノッキングとは、完全に縁切りとなったわけです。
F計器類は、最善の場所に最良の物が配置され、"疲れない楽しい運転”の大きな要因となっております。ホーンボタン、ライト切換スイッチ、ウインカースイッチがスポーツカー的でユニークな豪華さとムードをもったハンドルに装備されているのも、この一つの現われです。
G最高速度80km/hで燃料消費量は30km/リットル、更に回転半径3,75mは、おいそぎの御商用、御連結に細い通路も自由ですし、又楽しい日曜日 のピクニックにも充分に御使用頂けます。
主な仕様書
全 長 |
2,565mm |
エンジン形式 |
強制空冷2サイクル |
全 巾 |
1,265mm |
総排気量 |
199cc |
全 高 |
1,290mm |
最高出力 |
11 PS |
乗車定員 |
2人 |
最高速度 |
80km/h |
最大積載量 |
100kg |
燃費率 |
30km/リットル |