三菱・360 

戦後スクーター等を生産していた新三菱重工は昭和34年10月に軽三輪レオを発売続いて昭和36年4月に三菱360ライトバンが発売されました。その後キャブオーバータイプのミニキャブが発売され主流となり1972年に生産を終了しています。

      昭和36年04月 三菱360 ライトバン 発売
      昭和36年10月 三菱360 ピックアップ 発売
      昭和41年08月 三菱 ミニキャブ 発売
     当時の価格は  ライトバン スタンダード が 325,000円
              ライトバン デラックス が 360,000円
                       ピックアップ が 300,000円 となっています

昭和36年(1961)度の三菱・360の生産台数は 17,824台となっています

以下に昭和36年(1961) 型三菱・360をカタログより紹介させていただきます。

LT-21-4型(デラックスバン)
装備が豊富です。サイドモールド ホワイトタイヤ デラックスシート ホイルキャップ 愛車セット レースカーテンが常装備です。

LT-21-4型(スタンダードバン)
ワゴン・タイプで、ゆったりとした4人乗りですから乗用車がわりにもご利用できます。後部シートを折りたたむと、2人乗りで300kgの荷物が積める便利な設計です。

LT-22型(ピックアップ)
荷台は広く 低くスピーディに荷物のすみおろしができ大変効率的で 経済的な商用車です ボディが堅牢で350kgを積みこんでもビクともしません。

豪華なハンドル廻り

燃料計組みこみのコンビネーションメーター ホーンリング オートストップワイパー セルフキャンセルの方向指示器 ハンドルチェンジは運転を楽にします。広いフロントグラスとデフロスターは安全で快適な運転をお約束します。

ミッションは4段変速

エンジンの出力を有効に生かしたオールシンクロの前進4段 後進1段のトランスミッションは ダッシュも 加速も思いのままです。また ハンドルチェンジですからスムースに変速ができゆとりのある運転ができます。

その他の画像は下記にてご覧ください

    詳しい仕様書   ミニキャブ

    エンジン   オイルマチック車

主な仕様書

全   長

2,995 mm

エンジン形式

強制空冷2サイクル

全   高

1,370 mm

総排気量

359  cc

全   巾

1,295 mm

圧 縮 比

8,2 : 1

車両重量

490 kg

最高出力

17PS/4800 rpm

最高速度

86 km/h

最大トルク

2,8kgm/3500 rpm