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二代目・クラウン
昭和30年(1955)に発売された初代クラウンは昭和37年にフルモデルテェンジされました。初代クラウンが丸みを帯びたスタイルだったのに対して二代目クラウンは直線的なスタイルへと大きく変わりました。
昭和30年11月 | 初代クラウン 発売 |
昭和37年10月 | 二代目クラウン 発売 |
昭和38年08月 | LPG専用車 発売 |
当時の価格は クラウン 1900デラックスが | 1,050,000円 |
スタンダードが | 830,000円 |
トヨグライド付が | 1,100,000円 |
.LPG専用車が | 830,000円 となっています |
昭和38年(1963)度のクラウンの生産台数は 56,204台となっています
待望の新型トヨペット・クラウン・デラックスが華やかに誕生しました。斬新なスタイル、ハイ・ウェイ時代にふさわしい高速性能、すばらしい乗り心地など、どこから見てもいままでの国産車の概念を大きく打ち破った最高級乗用車です。もちろんこの画期的なニュー・モデルには、1955年以来8年間、つねに最高の信頼をかちえてきたトヨペット・クラウンの輝かしい伝統と技術がうけつがれ、開花しています。それに加えて、世界の自動車産業と肩を並べるトヨタの技術と設備、クラフトバンシップにもとづいた入念な仕上げによる量産ときびしい品質管理などが、この新型トヨペット・クラウン・デラックスの品質と性能を、一そう完ぺきなものにしているのです。ニュー・モデルには、オーバー・ドライブ付とトヨグライド付の2種があり、文字どうりハイウェイの王者の名にはじません。
自動車工学の粋をあつめたスタイルと性能
新型トヨペット・クラウン・デラックスは、すばらしく低く、長く、広いボデーをもっています。ホイール。ベースは従来より160ミリ、全長は200ミリも長く、全高は70ミリも低くなりました。室内もずば抜けて広く、しかも最高級車にふさわしい豪華な雰囲気をそなえています。その上すぐれた高速安定性をもち、乗心地は快適そのものです。
完ぺきの居住性と安全性をそなえた豪華な室内
トヨペット・クラウン・デラックスの室内は、非常に広く豪華ですべての内装はよく調和しています。ボデー精度が極めて高いため、完全に外部としゃ断され、落着いた雰囲気が満喫できます。前後4つのドアにはひき手兼用の大型のアーム・レストがつき、さらにリヤ・シートと共にフロント・シートにもセンター・アーム・レストが設けられました。床面には厚いじゅうたんが敷かれ、ボデー全体に防音・防振装置が施されていますから、室内はつねに静かです。ウインドゥの面積はフロントで25%、リヤで8%も広くなり、フラットなボンネットと相まって視界はすぐれドアはすべて前ヒンジ後開きのため、らくに乗降できます。
機能的で、美しいインストルメント・パネル
トヨペット・クラウン・デラックスのンストルメント・パネルは、最も進んだヒューマン・エンジニアリング(人間工学)の立場から、とくに見やすく扱いやすいように設計されています。パネル上部は厚いセーフティ・パッドでおおわれ、光の反射を防ぐとともに、安全性を高めています。計器盤はドライバーの正面にあり、大きなメーター・フードをもっているため、光が反射せず作動状況がひと目でわかります。オート・クロックはリヤ・シートからも見やすいようにンストルメント・パネルの上部にとりつけられました。ライティングとワイパーのスイッチは扱いやすいプッシュ・ボタン式。窓の汚れを洗い落とすウインドゥウオッシャーはワイパー・スイッチと兼用です。
かずかずの新機構をもつX型フレームとシャシー
トヨペット・クラウン・デラックス画期的なX型フレームと、モノコック構造のボデーを採用、抜群の耐久力をそなえました。ボデーやエンジン、マフラーのマウンティングがすべて弾性支持で、ステアリングが日本唯一の2ジョイント式のため、路面やエンジンの騒音振動が吸収され、室内は非常に静かです。完ぺきな重量配分のバランス、新しいサスペンション機構、巾の広い超低圧タイヤのためロード・ホールディングもずばぬけています。
その他の画像は下記にてご覧ください
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主な仕様書
全 長 |
4,610 mm |
エンジン形式 |
4気筒直列頭上弁式 |
全 高 |
1,460 mm |
総排気量 |
1,897 cc |
全 巾 |
1,695 mm |
圧 縮 比 |
8,0 : 1 |
車両重量 |
1265 kg |
最高出力 |
90HP/5000 rpm |
最高速度 |
140 km/h |
最大トルク |
14,5kgm/3400 rpm |