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ファミリア バン
東洋工業(現マツダ)は軽乗用車R360-クーペ キャロルに続き小型乗用車の開発を進めていました。そして発売にあたり市場調査で乗用車よりもライトバンのユーザーが多いと判断してライトバンが先に発売されました。その後ワゴン セダンも発売され主力車種となりました。ファミリアはその後もモデルチェンジを繰る返しながら生産が続いていましたが2003年10月に40年の歴史に幕を下ろし生産を終了しました。
昭和38年10月 | ファミリア バン 発売 |
昭和39年04月 | ファミリア ワゴン 発売 |
昭和39年10月 | ファミリア セダン 発売 |
当時の価格は ファミリア バン デラックスが | 468,000円 |
バン スタンダードが | 438,000円 |
ファミリア ワゴンが | 538,000円 |
4ドア セダンが | 548,000円 となっています |
昭和38年(1963)度のファミリア バンの生産台数は 4,500台前後と見られます
ボディカラーは ほうき星のブルー<コメットブルー> スタンダードをよりいっそう豪華に、最高級乗用車のムードに近づけたのがファミリア デラックスです。5人乗れる室内は広く欧州車ムードにあふれています。休日には郊外で ドライブをバカンスを家族みんなで楽しんでください。ァミリア デラックスはくらしを一変させる800ccワゴンタイプの高級自家用車です。
欧州車ムードあふれるデラックスな室内
広くゆったりとしたファミリアの室内は ツートンカラーでまとめられたシックな総内張りといい 肌ざわりのソフトなシートといい気品あふれるダッシュボードまわりといいすべて欧州車ムードがあふれて豪華です。なおシートはスタンダードにモルトプレーンのビニールレザー デラックスにぜじいたくな布地を使用さらにフロアはスタンダードにビニールマット デラックスにはカーペットをしきつめています。またでラックスには特別装備として 効率のよい温水式ヒーター シガレットライター すべてのウインドーには熱戦吸収ガラスを備えデラックスムードをいちだんと強調しています。
視界の広い安全あわせガラスのフロントウインドー
フロントは大きいカーブの曲面合わせガラスを採用しているので、広がりの度合いが大きく広い視界が得られます。また損傷した場合もガラスの破片が飛散することがなく安全性は完ぺきです。。
クラス最大の荷物室スペース
リヤシートを倒した場合 奥行1275mm 巾1170mm 高さ905mmと400kg積みの広い荷物室がうまれます。しかも床面は低く 大きな波型フロアですから かさばる荷物も大量につめ 積み降ろしもじつにらくに行えます。400キロ積みの荷物室ほ ビジネス用としてもレジャー用としても最適の積載能力です。
理想的なバックドアの開閉
バックドアは上下水平開きで、開閉操作は内外いずれからも開閉可能なロック機構です。とくに上扉は、バランススプリングを内蔵した、バックウインドーステーを採用して開閉をたいへんらくなものにしています。
その他の画像は下記にてご覧ください
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主な仕様書
全 長 |
3,635 mm |
エンジン形式 |
水冷直列4シリンダーO・H・V |
全 高 |
1,395 mm |
総排気量 |
782 cc |
全 巾 |
1,465 mm |
圧 縮 比 |
8,5 : 1 |
車両重量 |
715 kg |
最高出力 |
42HP/6000 rpm |
最高速度 |
105 km/h |
最大トルク |
6,0kgm/3200 rpm |