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今でこそ殆ど見かけなくなってしまった三輪トラックですが昭和30年代は 色々な三輪トラックが生産されていました。私の記憶に有るだけでも ダイハツ ・ マツダ ・ くろがね ・ ヂャイアント ・ オリエント ・ みずしま ・ アキツ 等があり他にもまだ有ったかも分かりません。 ビーク時の昭和32年(1957年)頃には10万台以上が生産されていましたが 安定性や乗り心地などの面で四輪トラックにその座を奪われ生産台数を減少させて 行きます。ダイハツも昭和47年(1972年)に三輪トラックの 生産を終了しています。
昭和24年(1949) 3月 | 三輪トラックの生産を再開 |
昭和37年 (1962) 9月 | K1.5トン積 CM型 発売 |
昭和38年 (1963) 9月 | 最終モデルとなる CO型 発売 |
当時の価格は 1トン積 PL型 が | 460,000円 |
1.25トン積 CF型 が | 475,000円 |
1.5トン積 CM型 が | 495,000円 となっています |
昭和37年(1962)度のダイハツ三輪・四輪トラックの生産台数は 11,059台となっています
以下に昭和38年(1963) 型ダイハツ・三輪トラック CM型をカタログより紹介させていただきます。
発売以来すでに36万台 ! 文字通り3輪トラックのパイオニア、 ダイハツ工業がさらに新しい時代の要求ととりくんで完成した3輪トラックの決定版です. 群を抜く高出力と機動力、ダイハツ3輪トラックCM型は、あなたのお仕事に無類の働きを発揮、 グングン能率をあげます。
アイビーブルーのボディカラー、みるからに力動感にあふれたダイハツ3輪トラックCM型は、スタイルそのままにダイナミックな機動力と快適な乗り心地をそなえています。
広く明るいキャビンで のびのびした運転ができます
全鋼製ノキャビン理想的な運転機構 スマートなモルトプレーンの内張り天井ソフトな ラバークッションのゆったりした三人掛けシート 堅牢な全鋼製のキャビンは雨でも風でも快適 そのものです。また乗用車なみの大きくて見やすいメーターパネル、操作の楽な吊り下げペダル、新型のハンドルチェンジ便利な押しボタン式スイッチなど、合理的な配置でいつものびのびした快適な運転が楽しめます。
酷使に耐える強じんなシャシー
軽量で強じんな材質を使用した定評のシャシーです。フロント部は剛性の高い箱型フレーム、リヤー部は強力なクロスメンバーを用いてありますので、あらゆる酷使にもビクともしません。
その他の画像は下記にてご覧ください
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主な仕様書
全 長 |
4475 mm |
エ ン ジ ン |
水冷直列4気筒頭上弁式 |
全 巾 |
1700 mm |
総 排 気 量 |
1490 CC |
全 高 |
1890 mm |
圧 縮 比 |
8.2 |
ホイールベース |
2970 mm |
最 高 出 力 |
68PS/4800rpm |
最低地上高 |
240 mm |
最大トルク |
11.5kgm/3600 rpm |
最 高 速 度 |
100(km/h) |
最大積載量 |
1500 kg |
CM8型の荷台を68センチ伸ばしたCM10型三方開のCM10T型もありました