飛行機の写真はこちら |
昭和33年に発売されたスバル360が好調な売れ行きをみせ それに続いて発売されたのがマツダ・R360クーペです。昭和35年(1960) にスタンダードが翌年にはデラックスが発売されています。発売当初好調だった販売台数も 昭和37年にキャロルが発売されると主役の座を奪われ販売台数を減らしていきます。 そして昭和41年に生産を終了しています。
昭和35年(1960) 4月 マツダ・R360クーぺ スタンダード 発売
昭和36年 (1961) 2月 マツダ・R360クーぺ デラックス 発売
昭和41年(1966) 12月 マツダ・R360クーぺの 生産終了
当時の価格は R360クーぺ デラックス が 340,000円
スタンダード が 310,000円 となっています 昭和36年(1961)度のR360クーぺの生産台数は 25,695台となっています
以下に昭和36年(1961) 型マツダ・R360クーぺをカタログより紹介させていただきます。
魅力的なユーロピアンスタイル
ゆきとどいたアクセサリー
MAZDA R 360 COUPE ≪ デラックス ≫ は
一段と快適なドライブを楽しんで いただける
すばらしい COUPE です
広い、レッグルームとデラックスシート ヒューマンエンジニヤリング(人間工学)から設計された適度なシートアングルや 広いレッグルーム ウレタンフォームのやわらかいクッションは長途のドライブにも疲れをしりませんそのうえ豪華な内張りは一段と室内をルーミーにしています
ラップラウンドウインドーは 視界がきわめて広く メーターランプはひとつにまとめてたいへん見やすくなっております またペダルや各種のレバーはすべて使いよく合理的に配置され握りやすいコーンタイプの安定したハンドルとともに確実で安全な運転を行なっていただけますシートの位置は運転しやすいように適当に調節することができます
(オプショナル部品としてラジオを開意しています)
国産車の中でもっとも低い合理的な設計は走什性能のうえでも大きくプラスしていますとくに重量の適正な配分と低い重心は走行安定性を増しそのうえ前後輪とも 独立懸架としとくに前輪にはスタビライザー(左右平衡器)も採用していますからカーブで尻ふりや横すべりの心配がなくハイスピードでも路面にぴったりした ロードホールディングです
その他の画像は下記にてご覧ください
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
主な仕様書
全 長 |
2,980 mm |
エンジン形式 |
強制空冷4サイクル2気筒90°V |
全 高 |
1,290 mm |
総排気量 |
356 cc |
全 巾 |
1,290 mm |
圧 縮 比 |
8,0 : 1 |
車両重量 |
395 kg |
最高出力 |
16PS/5300 rpm |
最高速度 |
90 km/h |
最大トルク |
2,2kgm/4000 rpm |