編集部・小野行雄のアジア写真館


勝手なコメントをつけて写真メモとしました。アジアの国での気楽なスナップショットです。

自分で撮ったのではないものも含まれていますが、もう誰がとってくれたものか分かりません。
P2メンバーのみなさん、あしからず。


初めてのフィリピン、ルソン島北部のイフガオ州で。
隣のおばあさんは、日本からの訪問者が来るというので盛装で待っていたようです。
左は、P2運営委員の山中悦子さんと、事務局長の武中さん。



のどかな風景は、ピナツボ火山噴火で住む場所がなくなったアエタ族の再定住地。
ようやく落ちついた農村風景だけれど、もと狩猟民族の彼らはなじめずに、よく山に帰ってしまうそうです。
火山灰に閉ざされているというのに・・。



フィリピン・アエタ族の子どもたち。
こんな表情の写真、日本で撮るのはなかなかむずかしいと思いませんか。
ちなみに、これは子どもたちにカメラを貸して撮ってもらったもの。
僕の顔が切れているのはそのせい。



インド、グジャラート近郊の村で。山中悦子さん。気温は50度近くあったそう。
僕はここにはいません。カレーの食べ過ぎで、ホテルのベッドでのたうち回っていました。



ボンベイのスラムで活動する民衆組織、マヒラ・ミランの事務所で。
自分たちの住宅を造るために、毎日5円、10円と貯める貯蓄プログラムを推進中。
説明を聞きながらここでいただいたカレーも、おいしかったー。



マヒラ・ミランの組織するスラムの家の中。
臭くて狭くてかわいそう、と言うメンバーもいたけれど、無責任に言えば、僕には結構楽しそうにも見えた。
きれいに磨かれた鍋に、生活の誇りが表れています。



スラムの立ち並ぶ通りのすぐ向かい側が、売春宿の並ぶ地域。
着飾って、これからお仕事。
タイやフィリピンと違い、インドの売春街では、客のほとんどはインド人です。



インドネシア、ジョグジャカルタの街角。
とげとげの果物が、うわさのドリアン。その場で切ってもらって食べる。
インドネシア人の友人に、おいしい、と言ってしまったのが運の尽き。断っても勧めるのは日本人以上。
ここでも、詰め込みすぎて気持ち悪くなりました。



バリ島。ここでも子どもたちが明るいでしょ?
手に持って見せてくれているのは、多分ヤム芋。



バリ島の村なのに、みんな、外国人を見るのは初めてだとか。観光化されているのはまだ一部なのですね。
村の女性総出の見送りとなりました。



ジョグジャカルタ近郊、ビナスワダヤがバティク(伝統織)プロジェクトをすすめる村の女性。
正面では村長が挨拶しているのだけれど、僕はついこっちにカメラを向けてしまいました。
彼女は、その村の製品直売所の売り子さんでもありました。