ここに実寸(プリントサイズ)10センチ四方の同じ大きさのデータがあります。解像度はご覧の通り異なります。
これをWeb上で見てみましょう。 |
図A実際の大きさが同じでも解像度が違うと
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同じ10センチ四方なのにもかかわらず、Webでは200dpiの方は72dpiに比べて三倍くらい大きく見えます。
なぜなら、実寸(プリントサイズ)が同じ10センチ四方でも「解像度」が違うので、「画素数」(ピクセル寸法)が異なるからです。
図A図Bは実寸は同じでも、「画素数」(ピクセル寸法)が違うのでWebでは異なって見えるわけです。
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図BWebで見た大きさはこんなに違います。
↑この二つは実寸は同じ大きさです。 |
では次に反対の見方をしてみましょう。
ここに284ピクセルの同じ大きさのデータがあります。解像度はご覧の通り異なります。
このふたつはWeb上でみると同じ大きさです。
これを印刷してみましょう。 |
図CWebで見た大きさが同じでも解像度が違うと
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同じ284ピクセルなのにもかかわらず、印刷してみると200dpiの方は72dpiに比べて三分の一くらいに小さくなってしまいます。
なぜなら、同じ284ピクセルでも「解像度」が違うので、実寸が異なるからです。
図C図Dは実寸は別々の大きさでも「画素数」(ピクセル寸法)が同じなので、Webでは同じ見えます。)
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図D実際の大きさは異なります。
↑この二つはWebで見ると同じ大きさに見えます。
画素数が同じなので、どちらの画像も同じサイズに印刷すれば(たとえば3.6cm×3.6cm)印刷結果は同じです。 |
なんとなく、おわかり頂けましたか? 同じ10センチ四方でも、72dpiの方はわずか80,656コの色の点々しか入っていないのに、200dpiの方は620,944コも色の点々がつまっているんです。それだけ色の点々が密集しているのですから、きめこまかい印刷ができるわけです。
ちなみにこの数値は画素(ピクセル)と呼びます。 |
↑この二つはWebで見ると右の200dpiの方が三倍くらい大きく見えます。 |