アマチュア無線制作関連(3)
ダイポールアンテナ(50・28・21・18・7Mhz)
@50Mhzの某メーカーのロッドアンテナはバランにねじ込む仕組みだったが、このねじ込み式がくせ者で
ロッド側で空回りして使い難かった。そこで何とかならないかと思っていたのだが、あるwebでこの方式を
見つけたのだ。ロッドアンテナとバランとの接続にMコネクタを使用する。
これなら空回りは無いし、簡単に脱着が出来る筈だ。
Mコネクタは家に有った12D用だと思うが、アンテナの末端のビスに1.2mm導線を接続して心線とし、
コネクタ内径に少し余裕があるのでアンテナにテープを巻き、コネクタ内部に接着剤を塗ってコネクタに差込み、
アンテナとコネクタとの接続部分にも接着剤を塗り、固まったあとで心線をハンダ付けして完成した。
ところでここで使ったバランはキット品ですが使用範囲がHF〜50MhzなのでHFも使えるようにしたいよね。
バランの出力側にバナナ端子を差し込むようにして、ここにHF用のワイヤーを繋ぐ用にした。
HFのバンド切り替えはギボシ端子の脱着とし、まず28Mhzで同調する長さで切断して末端に端子をつけ、
その端子に21Mhzで同調する長さで切断してその末端に端子をつけ、最後に18Mhzで同調する長さに合わせた。

ロッドアンテナは50Mhz使用時で、ワイヤアンテナはHF使用時に使います。

ギボシ端子部に張力がかからないように、結束バンドで縛りました。

釣り竿の先端にボックスを固定して使う場合です。なお釣り竿は先端部の細い部分は
取り外しでいます。

ロッドアンテナの最終改良品です。接着剤を何度も塗ってヤスリで削り、凹凸が無いように
仕上げました。なおボックスは基本的には釣り竿の先端に固定しますが、何かにぶら下げる
時も有るかな? と思ってフックを付けました。
2010/06/13 測定
50 〜52 Mhz SWR 1.5以下(ロッドアンテナ)
28.3〜29.8Mhz SWR 1.75以下(ワイヤアンテナ)
21.0〜21.8Mhz SWR 1.5以下(ワイヤアンテナ)
17.6〜18.3Mhz SWR 1.5以下(ワイヤアンテナ)
7.00〜7.15Mhz SWR 1.5以下(ワイヤアンテナ)−−−−2010/06/27 測定
使用部品
バラン・・・・・・・・・・・・・・・・FCZ寺子屋シリーズキット(1200円)の内部バランのみ使用した。
ボックス・・・・・・・・・・・・・・パーツ屋で購入
Mコネクタ・・・・・・・・・・・・パーツ屋で購入
バナナ端子・・・・・・・・・・・パーツ屋で購入
BNC端子・・・・・・・・・・・・・パーツ屋で購入
ギボシ端子・・・・・・・・・・・・パーツ屋で購入
50Mhzロッドアンテナ・・・ミズホ通信製(RAN-62のロッドアンテナ)
HFアンテナ・・・・・・・・・・・0.5mm2ビニル線
28Mhz 2570mm
21Mhz 3270mm(2570mm+ 700mm)
18Mhz 3920mm(3270mm+ 650mm)
7Mhz 9600mm(3920mm+5680mm)
2010年6月現在 使用中です。