津軽海峡フェリー乗船録





函館山をまわりこむ津軽海峡フェリーびるご



津軽海峡フェリーは青森-函館間にカジュアルクルーズフェリーの「ブルードルフィン」と「びなす」、「びるご」、「えさん2000」の4隻と繁忙期に「ナッチャンworld」が就航しています。

特にお薦めなのが全面リニューアルされた「ブルードルフィン」です。「ブルードルフィン」は旅客定員数586名、積載台数200台(乗用車の場合)、スタンダードのカーペットシートの他にプレミア、スイート、ファーストの2名定員の船室、コンフォートの4名定員の船室があります。

また「びなす」は旅客定員590名、積載台数200台(乗用車の場合)、2名定員の特等(洋室・和室)、4名定員の1等、2等の船室があります。
「びるご」は旅客定員580名、積載台数200台(乗用車の場合)、2名定員の特等、4名定員の1等(洋室・和室)、2等があります。
「えさん2000」は小型で旅客定員は78名、積載台数70台(乗用車の場合)、2等しかありません。設備も他とは歴然とした差があるのであまりお薦めはできません。

料金は2等(スタンダード)運賃2,700円、6m未満車輌運賃20,000円。
旅客運賃、5m未満の車輌運賃は青函フェリーよりも若干高めの設定。

また犬対応のドッグルーム、プライベートドッグルームも別料金にて設定されている点が特筆されます。



青森フェリーターミナル。車の場合も人の場合もスマートチェックインを利用すれば発券カウンターに立ち寄ることはありません。



2階には待合室とレストラン。



画面には出航の予定が表示されていました。



函館フェリーターミナル。車のスマートチェックイン機はインターチェンジの入口の様でした。



フェリーターミナル1階は発券カウンターがあり、スマートチェックイン機が置かれていました。チケットは乗船券とTug弁当引換券。



待合室は2階で幼児が遊ぶスペースがありました。、売店は1階にあり、記念グッズも盛りだくさん。函館フェリーターミナルの売店は24時間営業になりました。



函館から青森へは「びなす」に乗船。車やトラックが入る合間に指示を受け車輌甲板から乗船していくスタイルでした。


エスカレーターを上るとロビー。Tug弁当はこちらの船内売店にて引換。ゲームコーナーもあり。浴室はシャワーのみの利用が可能でした。



写真左は2等展望室。残念ながら夜間のため窓にはカーテンが掛けられていました。写真右は2等室。



「びるご」には青森から函館まで乗船しました。



写真左は2等船室。写真中はロビー脇の通路。写真右はオートレストランです。
オートレストランは「びるご」は平成23年4月より営業開始、「びなす」も平成23年5月より営業開始し、ブルードルフィンを含めて3隻にオートレストランが設置されています。自動販売機にはミートスパゲティー、焼きビーフン、親子丼などあり。



朝の函館山も望めましたが、夜間便は甲板立ち入りは禁止でした。



春にはTug弁当(船弁)の第一弾が便指定の予約制で提供されていました。青森の名産品と函館の名産品が盛りだくさんの弁当でした。夏には第二弾が提供されていましたが今後もこの企画は続くのでしょうか。



函館港に停泊するナッチャンworld。



津軽海峡フェリーのもうひとつの航路は函館-大間航路です。大間航路には「ばあゆ」が就航しています。
旅客定員は470名、積載台数60台(乗用車の場合)。
券売機にて乗船券を購入し乗船することになります。



北海道旅情報巻頭   9.アラカルトレポート
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