トラピスチヌ修道院のさくら


■トラピスチヌ修道院のさくら風景

トラピスチヌ修道院は女性の修道院でヨーロッパの城を思わせるような落ち着いた雰囲気が魅力です。そしてその敷地内にはさくらが点在して植えられています。修道院の建物と針葉樹の深い緑の中でさくらの薄い桃色はとても映えて美しいのです。ゴールデンウィーク後半から中旬頃のほんの一時しか見ることのできない風景ですが機会に恵まれたら眺めてみたい風景といえるでしょう。修道院の館内にはほとんど立ち入ることはできませんがこの庭園を眺めるだけでも訪れる価値があります。函館市内にあり函館空港、湯の川温泉に近いため終日観光客で混雑しています。お土産を買う店舗もあるのですが大混雑していることも多いのであえてここで買わなくてもいいでしょう。

駐車場は修道院を出てすぐのところにある市民の森の有料駐車場(200円)を利用することになります。公共交通機関で函館駅から訪れる場合、椴法華行きのバスでトラピスチヌ入口で降りると徒歩5分程で修道院へ行くことができますがバスの本数が少なく不便なので市内バスで湯の川団地北口まで行き15分程歩く方法がいいかもしれません。

隣接する市民の森は純粋な市民のための公園であるため旅的には特筆するものはありませんが、こちらにもさくらがたくさんあります。のんびり散歩をする人がいたりベンチでじっとさくらを見つめる人がいたりとてもいい雰囲気でした。

■トラピスチヌ修道院入口

薄桃色のさくら、白いさくらで修道院が華やいでいます。さくらはソメイヨシノです。

■庭園を見渡す

修道院は丘陵の上に立っているので高台からは函館湾も見渡すことができます。

■市民の森のさくら


北海道旅情報巻頭  3-6.花と紅葉とガーデンの旅
トラピスチヌ修道院のさくら