客車急行天北と浜頓別駅




浜頓別駅に入線する急行天北


急行天北は昭和30年代からの歴史がある列車です。当初は網走方面への急行はまなすと旭川までの併結運転でしたが昭和43年に独立しました。長らくキハ56、27により編成が組まれていましたが、老朽化により昭和60年3月14日の改正時に14系の客車急行列車として生まれ変わったのです。スピードは若干の犠牲を払いながらも快適性はかなり向上し宗谷本線以外でも私は幾度となく利用しました。中でも下り列車は急行利尻の車両が間合い運用で利用されていたため寝台車が自由席として開放されていてすいている時にはくつろぎながらの利用が可能でした。客車列車としての歴史は昭和63年11月1日の改正までの短い期間でその後キハ40の改造車両のキハ400になりました。


浜頓別駅に停車中の上り急行天北。



浜頓別駅のすぐ北側にクッチャロ湖、浜頓別YHなどの西に向かうための小さな跨線橋があり、写真左はそこから北側に向かって撮影、写真右は南側の駅に向かって撮影したもの。



北海道旅情報巻頭  3-5.北の鉄路
客車急行天北と浜頓別駅