4-3-2.登別


4-3-2.登別


登別周辺

登別は北海道における温泉街の代表格ともいえる場所です。大きなホテルも林立し道南から道央をめぐるパック旅行では1泊必ず組み込まれている場合が多いでしょう。

そんな登別ではやはり温泉をどのように楽しむかということが重要です。登別の温泉は登別温泉と登別カルルス温泉に大別され前者が中心で巨大なホテルが林立し、泉質も宿により多種多様です。後者は小さな温泉宿が多く、すべてが芒硝性単純泉です。また上登別にも宿が数軒ありこちらは硫黄泉です。日帰り入浴は各温泉とも積極的で登別温泉にはさぎり湯という温泉銭湯もあります。温泉の源ともいえる地獄谷は必見です。

また温泉以外の観光要素としてはのぼりべつクマ牧場、登別伊達時代村などのテーマパークなどがあります。後者は伊勢戦国時代村と同じ系列の施設で、ジャパンアクションクラブのアクションが楽しめます。また温泉街からは離れていますが駅周辺にはマリンパークニクスという水族館があります。どれもがそれなりの値段をとるので個人の嗜好にあわせて訪問してみましょう。個人的にはクマ牧場のユーカラの里でアイヌのイヨマンテ(熊送り)の儀式を見ることができ大満足でした。

一大観光地なので秘境的要素は少ないのですが近場では倶多楽湖、橘湖などの湖があり、前者は大きいながらも知名度がかなり低いのがおもしろく、後者はなかなか一人では行くづらい所です。








登別駅周辺

■マリンパークニクス

登別にある水族館を中心としたテーマパークで中央に位置する二クス城はデンマークの城を模したものです。二クス城は魚類の水槽がメインで加えてペンギン館、アシカとイルカのショープールがあります。ペンギンは園内を歩くパレードもあり時間にあわせて行くのがいいでしょう。入園料金はかなり高めです。

(入館料:2300円 9時-17時)

■登別伊達時代村

日光江戸村など全国に数ヶ所ある江戸時代を再現したテーマパークです。劇場での活劇、忍者屋敷などが楽しめます。

(入館料:3500円 9時-17時、11月〜3月は10時-16時)

■登別地ビール館

登別東IC側にある施設で1階が土産物屋、2階が地ビールレストランになっています。鬼伝説が商品名で持ち帰り用の缶ビールなどもあります。

■フンべ海浜温泉

登別駅の荒れた裏山にある温泉です。 掘っ建て小屋がぽつんと立っているだけの地元の人のための温泉です。 町のすぐ近くにあるのですが秘湯の様相を呈しているのがすばらしい。 地元の人の努力によって維持されている温泉ですのでくれぐれも汚さないように入りましょう。登別駅からは昭和コンクリート工場の中を通って駅の裏の道路に出てフンべ山の麓の小道を探し歩いていきます。 そして小道を登っていくとたどり着きます。 崖がすぐそばにあるので夜間は絶対に立ち入り禁止です。



北海道旅情報巻頭  4-3.洞爺・登別