ジャパニーズ・ドリーム時代の十和田丸


十和田丸は終航後も日本にて定期旅客船として営業をした唯一の船です。3月の終航後リバイバルの半年の復活営業を終えた後に改造され横浜と神戸とを結ぶジャパニーズ・ドリーム号として90年3月24日に運航を開始したのです。しかしながらバブル期の産物であるこの航路は豪華客船とうたいながらも国内の二都市しか結ばない中途半端な存在で、就航当初しか賑わうことはなく2年も持たず92年1月6日に廃止されてしまいました。その後十和田丸はフィリピンに渡りセブ島の港に係留されフィリピンドリームという名前で水上ホテルとして営業をしています。



大幅な改造が加えられましたが前面は青函連絡船時代の雰囲気をそのまま残していました。



横浜港に停泊中。



横浜港に入港するJAPANESE DREAM。タグボートが青函連絡船当時の入港風景をよみがえらせます。ベイブリッジとの取り合わせも格別です。



北海道旅情報巻頭  3-11.青函連絡船資料館
ジャパニーズ・ドリーム時代の十和田丸