旧永山武四郎邸



永山武四郎は天保8年薩摩に生まれ、明治5年、北海道開拓使に出仕、明治11年、屯田事務局長になりました。その後、明治21年、第2代北海道庁長官、明治29年、第7師団長となっています。

その永山武四郎が明治13年頃に私邸として建築したものです。明治44年土地建物は三菱合資会社が買収、昭和12年北側を解体し、木造倶楽部(寮)を新築し、旧永山邸部分は貴賓室として使用されました。昭和60年に三菱鉱業セメントが札幌市に寄贈、敷地は公園として整備され公開されています。



旧永山邸部分は平屋の118.18u、応接室は洋室、奥座敷等は和室の和洋折衷。旧三菱鉱業セメント木造倶楽部(寮)は2階建ての524.69u。



展示室は永山武四郎の紹介など。



玄関上は張り出した洋風の落ち着いた雰囲気を醸し出したスペース。



2階は地味。



北海道旅情報巻頭  9.アラカルトレポート
旧永山武四郎邸