旧音別町の山間に位置する霧里小学校は舗装道路の終点にぽつんと木造校舎が現れます。かつての霧里の集落はこのさらに奥にも民家が点在していて学校は校区の中間に位置していましたが、今ではここが最終民家となっています。霧里小学校は昭和42年に閉校しました。その後現在の持ち主が道内を旅する中で何もないこの地に惚れ込み木造校舎に住みYAMANONAKAカムイミンタラというキャンプ場をつくりました。学校の奥は道東スーパー林道と名付けられたオフロードバイクの聖地になっています。
霧里小学校の文字が郷愁を誘う玄関前、今日の宿泊客のバイクが前に停まっていました。
かつてはさらに校舎が続いていたのでしょうか。
木造校舎のフォルムは細部も見所が盛りだくさん。
室内の黒板には鹿の頭が中央に鎮座していました。
北海道旅情報巻頭 3-3.学校図鑑