武四郎まつり








松阪市の松浦武四郎記念館では毎年2月末の日曜日に武四郎まつりが開催されます。この祭りは北海道の名付け親、松浦武四郎が松阪市小野江町の出身であることから記念館が建設され、その地で開催される小さなイベントです。内容としては地元小中学校の吹奏楽の演奏、踊り、劇に加えて午前午後に一回づつアイヌ古式舞踊が披露されます。

このレポートは第13回(平成20年)、第15回(平成22年)の訪問を基に作成しています。第15回は残念ながら津波警報発令のため午前でイベントは終わってしまいました。



武四郎まつりのステージでのアイヌ古式舞踊。第15回では札幌ウポポ保存会が来ていましたが、第13回では鵡川アイヌ文化伝承保存会が来ていました。記念館は祭りの日は無料です。



マスコットキャラクターはたけちゃん。また記念館入口の植栽は北海道の形をしています。



第13回では石狩汁とアイヌ料理の金時豆ときびを混ぜたご飯「アマムイペ」がありましたが、第15回では北海道風の料理はじゃがバター位でした。



松浦武四郎生家もこの日は特別公開。川に隣接した宿場町の面影を残した集落で、生家は大変広く、豊かな商家であったことがわかります。すぐ脇の空き地には休憩所があり、アイヌ民族衣装を借りて記念撮影もできました。記念館からは徒歩10分程度の散歩道です。



松浦武四郎が学んだ真覚寺。



休憩所はお茶とあられのおもてなし。あられはできたてで絶品でした。



記念館前にはいつのまにかこんな看板が出現。旧三雲町のマスコットキャラクターの「たけちゃん」と松阪市のマスコットキャラクター「ちゃちゃも」の共演です。第15回では13時から「たけちゃん」と「ちゃちゃも」の初対面があるはずでしたが津波警報で来年にお預け。



小野江小学校には武四郎年表壁画があります。



国道23号沿いの看板は塗り替えられました。写真左が旧、写真右が新。



写真左は記念館所蔵資料の紹介パンフレットと漫画松浦武四郎。写真右のグッズはたけちゃんクリアファイルと松浦武四郎ネックストラップ。



北海道旅情報巻頭   9.アラカルトレポート
武四郎まつり