北海道大学植物園博物館その1



北大農学部植物園の博物館は明治15年に開拓使札幌博物場として建設されました。左右対称の凛とした佇まいは決して大きな大きな建物ではないのですが若干の威圧感を感じる程です。建物は時代毎にその色彩を変え現在の色となりました。



五稜星が建物の随所に散見されます。



展示室に入りまず驚かされることは展示ケースが建物と一体となっていることです。正面入口を入ると札幌の農場を襲ったヒグマが剥製が入館者を出迎えます。2階は現在は立ち入ることはできません。



今は絶滅したエゾオオカミの剥製と南極観測で置き去りにされたカラフト犬のタロの剥製もありました。それ以外も北大の歴史を通して収集された鳥類、ニホンカワウソなどの剥製が数多く展示されていることがこの博物館の特徴です。



北海道旅情報巻頭  9.アラカルトレポート
北海道大学植物園博物館その1