江別市セラミックアートセンターと小森忍



江別市セラミックアートセンターは江別煉瓦の歴史を展示した展示室、道内作家の作品を主に展示した北のやきもの展示室等で構成される常設展示スペースに加えて陶芸教室とその焼き物を実際に焼くことができる窯室がある施設です。常設展示スペースは有料。

(入場料:300円、9時半-16時半、月、祝翌日休)



れんが資料展示室には様々な煉瓦が展示されていました。



北海道炭礦鉄道の野幌煉化(瓦)工場の焼成窯を再現したジオラマも展示。建物の真ん中が高くなっている両登り窯でした。



北のやきもの展示室の中に日本の陶芸に貢献した小森忍展示室があります。小森忍は明治22年大阪生まれ、明治43年京都陶磁器試験所に入所、大正10年大連市に小森陶磁器研究所を設立、生涯を日本の陶磁器に捧げた人物です。昭和24年に来道。晩年は江別で北斗窯を営みました。昭和37年没。



柏葉盂は富貴長寿を表す柏葉の双葉を用いたものです。中国陶磁の影響を強く受けた作品。



北海道旅情報巻頭   9.アラカルトレポート
江別市セラミックアートセンターと小森忍