松前藩戸切地陣屋跡のさくら



松前藩戸切地(へきりち)陣屋は安政2年(1855年)に北方警備のために造られたもの。五稜郭と同様にオランダ式の築城法が用いられ四稜の星形をしています。明治元年(1868年)に榎本武揚率いる旧幕府軍が迫る中、松前藩はこの陣屋の建物17棟を焼き払い敗走しました。



陣屋の前の通りはソメイヨシノの桜並木になっています。この起源は古く日露戦争の戦勝を祝い植えられたものです。車道になっている部分と歩道になっている部分があります。歩道の脇の一角に大きな未舗装の駐車場がありました。



陣屋内にも桜が植えられた一角がありました。



海へ向かう車道も両側が桜並木で清川の千本桜と呼ばれています。新幹線の高架橋を越えてずっと続いていました。



北海道旅情報巻頭  3-6.花と紅葉とガーデンの旅
松前藩戸切地陣屋跡のさくら