羽田発5時50分


北海道へ安く行こうと考えた時思い付いたのが羽田−千歳線の特割でした。 特にこの羽田5:50分発は通常運賃の半額の12,350円と魅力的で思わずその便を予約してしまいました。 しかし予約してからその便に乗ることの困難さを実感したのです。

早朝のモノレールの始発列車は5:10の浜松町発、所要時間は22分です。 一方京浜急行は5:02の品川発、所要時間は約25分です。 モノレールの場合5:32羽田に着き、チェックインの15分前までわずか3分とあまりに不安が伴います。 そんなことで京浜急行を利用して羽田空港へ行くことにしました。

浜松を深夜のムーンライトながらで旅が始まります。 ムーンライトながらで東京まで行ったのでは間に合わないため品川駅に降り立ちました。 ここで京浜急行の5:02発始発電車に乗り換えです。

京浜急行の駅はムーンライトながらが到着した時にはまだ入口さえ開いていませんでした。 タクシーに乗ってしまえば余裕なのにとも思いつつそんなことをしたらせっかく安い便を予約した意味がないと思いひたすら入口が開くのを待ちます。 15分くらい前になりやっと入口が開きまだ暖房の効いていない寒い列車に乗り込みました。 この列車は本線を横浜方面まで行ってしまうので蒲田で羽田空港行きに乗換です。 かなりの人が乗り換えました。

羽田空港到着は5:27分で、多くの人が到着と同時に走り出しました。 チェックインまであとわずか8分です。 なんとかチェックインすることができました。 しかし荷物は残念ながら時間を過ぎていたようでそのままかかえて乗ることになりました。 機内はびっくりしたことに満席で、やはり半額の威力を見せつけられる思いがしました。

今回の京浜急行の場合を考えるとモノレール始発ではとても5:50発には間に合わないでしょう。 やはり京浜急行の利用をお勧めます。 あらかじめチェックインしておけばもう少し時間的に余裕ができたのにとも思いました。 でも5:45発なんて便も夏にはもありましたよね。 その場合はどうすればいいのでしょうか?


北海道旅情報巻頭  8.アラカルトレポート
羽田発5時50分