藤山小学校







藤山小学校は留萌本線の藤山駅の東、国道233号線を少しだけ奥に入った場所にありました。たまたま国道を車で走らせていて校舎を垣間見、立ち寄ったのですが、峠下、樽真布、中幌糠と寂しい学校の惨状を見てきた後に102年間ありがとうの文字を見ることになり、その温かい言葉に胸が熱くなりました。平成15年3月18日に102年の歴史を終え閉校になりましたが、その時の児童数は4人でした。程近いところに幌糠小があるにも関わらず、ごく最近まで残っていたのは奇跡といえるかもしれません。


教室棟は2階建てで2階部分の窓に藤山小学校102年間ありがとうの文字が記されていました。花いっぱいの文字も愛らしく現役時代の雰囲気をわずかにですが残していました。校舎は転用はされていませんでしたがまだしっかり管理されている様子でした。



写真左は玄関入口上にある校章。写真右はグランドにあった看板。



写真左は国道からの進入路。写真右はその道路から体育館方向を望んだもの。校庭前には教室棟をメインに配し、それ以外の機能は入口付近に密集している点が興味深い。



北海道旅情報巻頭  3-3.学校図鑑
藤山小学校