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スイスのアルバム
シーニゲ・プラッテ編その1
 ベルナー・オーバーラントに行く時、是非立ち寄って頂きたい展望台にシーニゲ・プラッテがあります。
 ヴィルダースヴィルという、インターラーケン・オスト駅から一駅の所から出ている登山電車で行きます。
 このシーニゲ・プラッテ鉄道は開通してから百年以上という歴史のある登山鉄道で、そのことからもこの展望台が昔からどれほど愛されて来たかわかります。
 木立の間を抜けると、時折トゥーン湖の輝きが車窓から見えて来ますし、夏の放牧地でもあるので、実にのどかな景色が楽しめます。
 電気機関車が後から押して登るという、古風な列車であります。電気機関車の登山鉄道ってどこかにありましたっけ?
 終点の頂上駅の近くには、これまた古い山岳ホテルがあります。
 また、駅の奥?にはアルペン植物園があり(有料)入ってすぐの左手にはエーデルワイスもありました。というより、美しい風景の中にアルプスの高山植物を植えた庭園という感じで、ちょっとしたハイキング気分で子供達と行くには良いところです。
 写真左は駅付近から、グリンデルワルド方面を撮したものです。ここからファウルホルンまでのロング・トレイルは一日かがりではありますが、とても良いコースだそうです。
 一日歩くということだけで、ちょっと気持ちが萎えてしまい、まだ歩いていませんが…。
 駅から少し登ってみると、更に眺望の素晴らしさを満喫できます。写真右は、その途中、ハァハァ息を切らしながら撮ったものですが、空に続く小道といった感じで、いいと思いませんか?(ちょっと押し売りみたいですね(^^ゞ。
 振り返って、駅を見ると、その下のラウターブルンネンの谷がその屋根から続いているのに、高度感というか、大して自分の足で登ってもいないくせに、ちょっとしたアルペン気分を楽しんでしまいました。
 でも本当にここからの眺めは最高ですよ。この上で持って来たパンとチーズとワインの小瓶でピクニックというのは、なかなか良いアイデアだと思いますがねぇ。
 また、アルペン植物園のそばの小道は特に美しいものだと思います。ユングフラウが恥ずかしげに隠れ、その横でメンヒが守っているようであります。そういった図柄の絵はがきがこの地方のキオスクで売っていましたっけ。

 少し歩けば、トゥーン湖、ブリエンツ湖にかこまれたインターラーケンの町が一望できる所にでます。ここから四時間あまりでファウルホルンです。ここまで来て、私はリタイアしました。数年後、ファウルホルンからのルートに挑戦しようと思い、フィルストから登ったのですが、ファウルホルンでリタイアしてしまいました。うーん…。

 写真左の人物の居る写真の方がインターラーケンからトゥーン湖の方向を撮ったもので、その下の写真はブリエンツ湖とロートホルンの写真であります。

 微妙な水の色の違いは、ネット上ではなかなかわからないかも知れませんが、ベルナー・オーバーラント三山ばかりに目が行ってしまいますが、こういった眺望もまた、いいものであると思います。

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