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スイスのアルバム

ミューレン編

 ミューレン編をもう一つ。朝焼け、夕焼けの美しさは、その静寂の素晴らしさは筆舌に尽くしがたいものがありますし、端から端までゆっくり歩いても10分とかからない、コンパクトさと、ガソリン車の乗り入れが出来ないということからくる空気の美しさ、清浄感は特筆に値します。
 ミューレンへはラウターブルンネンからケーブルカーと高原列車を乗り継いで行く方法と、ラウターブルンネンから更に谷奥へバスで入って、シュティッヒェルベルクから、ミューレバッハの滝を見ながらロープウェイで2セクション上がる方法の二つがあります。
 滝の迫力と、U字谷の側面の急峻さを実感するには、シュティッヒェルベルクからのロープウェイの方法も捨てがたいものがありますね。歩いて上がる方法もありますが、これはただ大変なだけでしょうね。下りをミューレンからとなりのギンメルワルドあたりまで歩くというのは、これはこれでいいかも知れませんが。
 ミューレンの街角の風景は、アルプや、雪を頂く峰に実にうまく溶け込んでいるように思えます。
 夏の朝の散歩は、大変気持ちいいものです。まだ観光客がゾロゾロ押し掛けてくる前で、山へ芝刈りならぬ草刈りに行くトラクターの音が時々聞こえたりする位です。

 更に、朝日が差し始めた時の山々の表情は、それはそれは荘厳なもので、つい見入ってしまいます。
  よく晴れた日にはアルメントフーベルに上がってみましょうか。赤いケーブルカーが村のほぼ中央の、ホテル・クリスタル・ベルビューの前から出ています。
 上がってみての眺望は、そうミューレンの村からと変わらないのですが、ここから高山植物を探しながらのハイキングも悪くありません。

 
 ミューレンの定宿にしているベルビューのベランダから、下の道に面した、小さなレストランがあります。そこに時々馬がいるのですが、だれか乗って来るのでしょうかねぇ。随分粋なことだなぁと思いました。

 夕方、アイガーの上に笠雲のような雲がかかっていました。「ん?」と思っていると、どんどん曇ってきて、その夜は雨でした。

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