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オネゲルをフランスのエスプリ(知性)の効いた「洒落た」(誰がこんなことを言い始めたんだ?)音楽だと思ったら大間違いで、そんなことを思って聞き始めたらその筋肉質で粘着性の高い作風に驚くことでしょう。五曲ある交響曲はいずれもフランク以来の伝統である3楽章で出来ており、ルーセルとともにフランス近代の屈指の交響曲作家であったことを示しています。
第一番は1930年、オネゲル38歳の時に作られました。もうすでに傑作「ダビデ」をはじめ交響的運動第一番「機関車パシフィック231」、交響的運動第二番「ラグビー」といったよく知られた作品を世に送りだしており、この第一番は満を持して作り上げられた作品であり、ブラームスの第一番のような熟練した作曲家による第一番であるということが大きな特徴であります。
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