チューリッヒのはずなのに高輪にいるよ〜 |
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スイス航空の便が、ウラジオストック近くの日本海上で、エンジンの一つが故障をし、成田に引き返すというアクシデントを起こしました。 別にスイス航空に対するクレームを言いたいわけではないので、これはこのくらいにして、フライ・バケージもベルン行きをキャンセルしてサース・フェーに送ってしまうことにして、夜は高輪のホテルで再荷造りに励んで、翌日JALのアムステルダム便で出発。チューリッヒに着いたのは夜の七時半過ぎでした。 |
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ベルンのホテルは駅前のクレブスというホテルでした。十時過ぎの到着で、カメラの重い荷物を担いで小雨降る中チェック・インしました。 大変親切なホテルで、部屋も広く、快適でありました。通りに面していない部屋をリクエストしたためか、大変静かに過ごすことができました。 翌朝はチェック・アウトが十一時ということだったので、早めの朝食をとってベルンの町を子供達をつれて散歩しました。 |
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この町を歩くのは実は一九九二年以来ですから、記憶の彼方からどうだったっけと思い起こしながら、時計塔から熊公園に至る道をカメラを振り回しながら歩きました。朝市などが出ていて、それらをひやかしながらの散歩は快適でした。 帰りはミュンスターにより、その裏の展望の良い公園からカジノの前に出て、アーレ川を渡り、国会議事堂などをのんびり見て回り、少し小雨が降ってきたのでホテルに帰り、チェック・アウトというような感じで朝を過ごしました。 二時間半ほどの散歩は、実に楽しいものでした。 |
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というわけで、今回は美術館などに行けず、せっかくベルンに行ったのにと、ちょっと残念でしたが、一日飛行機の問題でつぶしているので、ベルン、チューリッヒなどの中央スイスからバーゼルなどの北部スイスはまた来年以降にゆっくり見て回ることにして、先を急ぐことにしました。 とは言え、気まぐれな私は、トゥーン経由のブリーク行きに乗ればいいものを、フリブールからローザンヌに抜けるあのいきなり現れるレマン湖の感動を味わいたい、出来ればダン・デュ・ミディを眺め、ロショ・ド・ネイなども乗ってみようか、ひょっとしたらレマン湖地方は天気がいいかも知れない、などと勝手なことを考えはじめていました。 ああ、くっついて来た家族こそいい迷惑かも知れませんがねぇ。 まぁ天気がよくならなかったら、シオンにでも寄って以前休みで入れなかったヴァレール丘教会に行ってみるのもいいかなと、ローザンヌ経由のジュネーヴ国際空港行きのIC(インターシティ)に乗ったのです。 さぁ、万事この調子の行き当たりばったりの思いつきの旅の始まりです。 |
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