RICOH MATE

いろいろと特徴の多いカメラで非常にリコーらしいカメラでもある。大型のシャッターボタン、低価格機の割にはパララックス補正式のブライトフレームファインダーを持ち鏡胴回りのデザインも他には見られないものでトップカバーの高さも非常に長い。スタイル的には私個人としては非常に好きなカメラである。しかしこのカメラは巻き上げからチャージへのリンク部分に若干の問題がありよくその部分で故障していることが多い。巻き上げてもシャッターがチャージされないというのはこの部分にトラブルを抱えていることが多い。中古市場では時々見ることの出来る機種である。値段もやすいので変わり物が好きな方にはお勧めの機種です。
レンズ:リコー 45mm F2.8
     3群4枚
シャッター:セイコーSLV B・1〜1/500
ファインダー:採光式ブライトフレーム
焦点調節:直進ヘリコイド、距離計連動
フィルム送り:レバー巻き上げ、クランク巻き戻し
寸法:115×76×62mm
重量:g
発売:1960年(昭和34年)4月
価格:12800円(ケース付)