個性の強いリコーのカメラの中で1番であると思われるのがこの999というカメラであると思う。デザインもアメリカ人デザイナーによるものでアメリカ市場を向けたカメラである。レンズ交換も出来、35mm広角レンズと100mmの望遠レンズが発売された。重さも半端でなく標準レンズ付きで970gもある。メーターブロックに場所を取られてしまったためフィルムカウンターが裏ブタに付いているのが特徴でもある。何をいってもこのスタイルには圧倒されることは間違いないと思います。中古市場ではめったにお目にかかれない機種である。実はこのカメラは私のものでは無く、佐々木様所有のカメラです。ご協力ありがとうございました。輸出用としてアンスコマークMとしても販売されていてこちらの方は私も所有していますのでいず紹介したいと思います。(実は999は非常に欲しいカメラです。) | ||
レンズ:リケノン 50mm F1.9(4群6枚) リケノン 35mm F3,5 リケノン 100mm F3,5 シャッター:セイコーSLV411T−3 B・1〜1/500 ファインダー:採光式ブライトフレーム 焦点調節:直進ヘリコイド、距離計連動 露出制御:セレン光電池式追針式連動 フィルム送り:レバー巻き上げ、クランク巻き戻し 寸法:142×86×82mm 重量:970g 発売:1960年(昭和34年)7月 価格:33800円(標準レンズ付) |
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