リコー３００の部分変更カメラがこのカメラである。軍艦部を変更して採光式ブライトフレームをつけ、３００で問題であった手動式カウンターを自動復元式カウンターにした。ただ３００の方はヘリコイド繰出しであったのだがこちらの３００Ｓは前玉回転に変更されてるのが非常に残念である。皮バリも非常におしゃれでスマートな印象を与える。このころになるとプラスチック部分が増えてきたと思う。中古市場では時々目にすることがあるが３００と比べると少ない気がする。
	レンズ：リコー ４５mm Ｆ２．８ 　　　　　３群４枚（富岡光学製） シャッター：セイコー３００Ｊ Ｂ・１／４〜１／３００ ファインダー：採光式ブライトフレーム 焦点調節：前玉回転、距離計連動 フィルム送り：レバー巻き上げ、クランク巻き戻し 寸法：１２６×８３×６５ｍｍ 重量：５３０ｇ 発売：１９６０年（昭和３４年）月 価格：１０８００円（ケース付）