PETRI 35 (F2.8)

初期のペトリフェイスを持つのがこのカメラです。まだブライトフレームも入っていない時代なのでファインダー窓も小さいのが特徴になっています。ペトリの特徴的な巻上げリンクをもっておりこの部分の故障が多くほとんどの故障品はここのリンクトラブルであると思います。カーペルシャッターと自社製とうたっていますが分解してみるとわかるのですがどうやらシチズン製のシャッターのように思えます。この時代のペトリらしくレンズ描写は地味で発色も強くありません。

レンズ:オリコール45 mm F2 、8
シャッター:カーペルMXS
シャッター速度:B 、1 〜1 /300
ファインダー:アルバタ式ブライトフレーム
焦点調節:直進ヘリコイド距離計連動
露光調節:なし
フィルム送り:レバー巻上げ、クランク巻き戻し
発売年月: 昭和32 年頃
価格:17000 円(ケース付き)