OLYMPUS WIDE-E
大ヒットを飛ばしたワイドに単独露出計をつけたのがこのカメラである。露出計をつけたためスペース的に採光式ブライトフレームがなくなりアルバタ式ブライトフレームに変わった。オリンパスは新しいものを内部構造にいれるとすぐに採光式ブライトフレームをすて、アルバタ式ブライトフレームにかえることが多い。割り切りの速さはさすがであると思う。巻き上げもレバー巻き上げになり使いやすくなっている。寄り目のワイドがメーターをつけたことによりスタイルがいかつくなった、個人的にはこのワイドEのスタイルは非常に好きである。中古市場では、時々みることが出来るがワイドシリーズのなかでは1番みることのない機種である。後群レンズが白濁しやすいので購入には注意する必要がある。
レンズ: DズイコーW35mm F3、5(3群4枚)
シャッター: コパル00番、B、1〜1/500、セルフタイマー
シンクロ: MX接点
ファインダー: アルバタ式ブライトフレーム、0、6倍
焦点調節: 目測式シングルヘリコイド
露光調節: セレン光電池単独露出計、指針によるダイアル合わせ式
フィルム送り: レバー巻き上げ、クランク巻き戻し
フィルター:
寸法: 129×80×57、5mm
重量: 580g
発売: 昭和32(1957)年4月
価格: 18900円
正面から見る。
あいかわらず四角フェイスである。
ファインダー部を見る。
採光式からアルバタ式に変更されている。
巻き戻しノブ回りを見る。
メーターとリンクする機能になっている。
角度を変えて見る。
セレンがついた為、少々いかつくなった。
レンズ回りを見る。
距離、絞りに赤文字表示がある。
レンズを見る。
Dズイコー35mm F3、5である。