ペンシリーズの高級機として始め発売されたのがこのカメラである。EEシリーズがファミリーカメラでDシリーズが玄人向けカメラであった。特徴としてガウスタイプの高性能大口径レンズをのせ、高速1/500付き000番シャッター、絞りとスピードを自由に組み合わせられるLVシャッターとLV値直読式露出計の組み込みである。ペンDは私が良く持ち出すカメラの1台で使いやすく、写りも良い、その上ハーフ版と非常に重宝している。よくペンFについて復活を望む方が多いが私はペンDのようなカメラの復活を望んでいる1人である。中古市場では良く見られるカメラでありその後発売されるD2、D3より値段がやすいので私はDのほうをお勧めしたいと思います。購入の際は巻き上げ関係のトラブルに注意したほうが良いと思う。 | ||
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レンズ: Fズイコー32mm F1、9(4群6枚) シャッター: コパル000番、B、1〜1/500 シンクロ: X接点 ファインダー: アルバタ式ブライトフレーム、0、5倍 焦点調節: 直進ヘリコイド、目測 露光調節: セレン光電池使用、単独LV値直読式、LV7〜LV17 フィルム送り: リアーノブ式巻き上げ、クランク巻き戻し フィルター: 寸法: 108×67×50mm 重量: 420g 発売: 昭和37(1962)年6月 価格: 13800円 |
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