OLYMPUS PEN-FT
ペンFシリーズの次男坊がこのFTである。ペンFのびっしりと詰まった内部構造の中にメーターとセルフタイマーをいれるという快挙を成し遂げたカメラである。実用性ではFTに軍配があがるが私個人としては美しい花文字と2回巻き好きとメーターは普段から使わないのでFの方が出番が多いと思う。今の時代フィルムもよくなりハーフサイズを見直してみたほうがよいと思うのは私だけであろうか?中古市場では非常に良く見る機種である。
標準レンズ: FズイコーS38mm F1、8、Gズイコー40mm F1、4、Hズイコー42mm F1、2
シャッター: メタルロータリーフォーカルプレーン、B、1〜1/500
シンクロ: MX接点
ファインダー: ポロプリズム式、倍率0、8倍、視野率92%、マイクロプリズム
露出制御: Cds素子を中間ミラー背面に装着したTTL平均開放測光
フィルム送り: レバー巻き上げ、150度1作動
寸法: 127×69、5×62、5mm
重量: 600g(F1、8)
発売: 昭和41(1966)年10月
価格: 32000円(F1、8)、37900円(F1、4)、46000円(F1、2)
正面から見る。
Fの文字横がセルフタイマーである。
上部から見る。
非常にシンプルで美しいスタイルである。
後部から見る。
Fと違い一回巻き上げになっている。
角度を変えて見る。
ここまで美しいカメラは他にはないのではないかと思われる
シャッター速度つまみを見る。
メーターが付いたので切り抜きが無くなった。
セルフタイマーを見る。
真ん中のボタンを押すとスタートする。