OLYMPUS AUTOEYE-U
初代オートアイをマイナーチェンジをしてキャノネットの価格と勝負を挑んだのがこのカメラである。非常に使いずらかったフラッシュマチック機構を廃止して必要のないM接点も廃止した。外見的にも初代オートアイのやぼったさを出来るだけスマートにしたのだがキャノネットの前では敗北した悲運のカメラ、オートアイであった。やはりコストダウンのせいか安っぽくなっているところがいろいろと目に映る。中古市場では人気がなかった為、あまり見ることが出来ないと思われる。
レンズ: Dズイコー43mm F2、5(3群4枚)
シャッター: コパル特殊SV00番、B、1〜1/500、セルフタイマー
シンクロ: X接点
ファインダー: 採光式ブライトフレーム、0、7倍、パララックス自動補正
焦点調節: 連動距離計による前玉回転
露光調節: セレン光電池式特殊設計によるEE方式
フィルム送り: レバー巻き上げ、クランク巻き戻し
フィルター:
寸法: 134×81×77mm
重量: 650g
発売: 昭和37(1962)年4月
価格: 18500円
正面から見る。
グレーの皮バリのせいかやさしいスタイルになった。
巻き上げ部を見る。
シャッターボタンが貧素になった。
上部から見る。
オリンパスらしいスタイルをしている。
角度を変えて見る。
今は専用フィルターがついている状態です。
レンズ回りを見る。
ここいらにも価格競争のあとが見える。
レンズを見る。
Dズイコー43mm F2、5である。