OLYMPUS AUTOEYE
日本初、世界初の本格的EE機として発売されたのがこのカメラである。ただ1年後発売されたキャノネットの爆発的人気の中に隠れてしまった悲運のカメラでもある。いろいろな機能を持った為、操作性が悪くなってしまったことが問題となってしまった。しかし私個人としては非常にカメラ内部のシステムはすばらしいものがあると思う。少々使いずらいがマニュアル操作も可能になっている。ファインダー内部の絞り値がくるくると回るのに感動を覚える。中古市場では時々見ることが出来るがメーター自体弱いのでEEの使えなくなっているものが多いと思う。
レンズ: Dズイコー40mm F2、8(3群4枚)
シャッター: コパル特殊SV00番、B、1〜1/500、セルフタイマー
シンクロ: MX接点
ファインダー: 採光式ブライトフレーム、0、7倍、パララックス自動補正
焦点調節: 連動距離計による前玉回転
露光調節: セレン光電池式特殊設計によるEE方式
フィルム送り: レバー巻き上げ、クランク巻き戻し
フィルター:
寸法: 134×81×77mm
重量: 650g
発売: 昭和35(1960)年4月
価格: 21500円(後に18600円に値下げ)
正面から見る。
ここから始まるオリンパスフェイスのカメラである。
巻き上げ部を見る。
長めのシャッターボタンが特徴である。
フラッシュ設定部の見る。
この部分は非常に美しいので好きです。
角度を変えて見る。
黒いマスクが全体を引き締めている。
レンズ回りを見る。
非常に機械的なスタイルをしている。
レンズを見る。
Dズイコー45mm F2、8である。