初代キャノネットシリーズから大きな改良を加えた２代目キャノネットシリーズがこのカメラになります。まず大きな変化は小型化されたことです。横幅で約２ｃｍも小型化されました。フォールディングが非常によくなり使いやすくなりました。専用ストロボを使えばＣＡＴＳシステムにより自動でフラッシュマチック機能が働くようになり、ストロボ撮影での手間を軽減したのもこのモデルの特徴です。後ろ面にはフィルム確認窓が取り付けられたり、ＱＬ機構の搭載、シャッター速度優先ＥＥなど初心者にも配慮されている反面ファインダー内絞り表記マニュアル撮影可能など玄人向けの機能もついているいたせりつくせりのカメラに仕上がっています。これで売れないわけがありませんね。今の時代でも小改良を加えれば売れるでしょう。（笑）
	レンズ：４０ｍｍ ｆ１ ，７ （４群６枚） シャッター：コパル、セルフ付き シャッター速度：Ｂ 、１ ／４ 〜１ ／５００ シンクロ：Ｘ 接点 ファインダー：採光式ブライトフレーム 焦点調節：直進ヘリコイド距離計連動 露光調節：ｃｄｓ 式、シャッター速度優先ＥＥ フィルム送り：レバー巻き上げ、クランク巻き戻し 寸法：１２０×７５×６０ｍｍ 重量：６２０ｇ 発売年月： 昭和４４年７月 価格：２７０００ 円（現金正価）、２８４００ 円（定価）