MINOLTA A5(F2,8)
前年発売のA3の進化バージョンがこのカメラA5である。内容的には、1/1000の高速シャッター、採光式ブライトフレーム、パララックス自動補正などである。個人的にはA3のスタイルのほうが好きであるが実用性ではこのA5であろう。ミノルタにシチズンシャッターという関係はこの後も長く続く。たまにシチズンシャッターを分解すると悩むことが多い。中古市場では、時々見られる機種である。描写もなかなかなのでロッコールを使ってみたい方にはお勧めの1台である。
レンズ: ロッコールTD45mm F2、8(3群4枚)
シャッター: オプチパーシチズンMLT(B、1〜1/1000),セルフタイマー内蔵
シンクロ: MX接点
ファインダー: 採光式式ブライトフレーム、基線長45mm,倍率0、6倍
焦点調節: 全群ヘリコイド距離計連動
フィルム送り: レバー巻き上げ、クランク巻き戻し
フィルター:
寸法: 137×80×66mm
重量: 720g
発売: 1960(昭和35)年
価格: カメラ 14000円、ケース 1500円
正面から見る。
重厚感の強いスタイルである。
巻き上げレバー回りを見る。
非常にスムーズ巻き上げである。
巻き戻しクランクを見る。
変わった形であるが巻き戻しはしやすい。
角度を変えて見る。
シチズンシャッターは特徴的である。
レンズ回りを見る。
非常にきれいなレイアウトをしている。
レンズを見る。
ロッコールTD45mm F2、8である。