FUJICA FLASHFUJICA
フジカ初のストロボ内蔵カメラである。時代を物語っているのか、シルバーボディで発売された。プラスチックのシルバーボディは、なかなかお目にかかれないような気がする。ストロボ充電灯は、グリーンでフジカらしいカラーになっている。電子シャッター、ストロボ、セルフタイマーとなかなかのスペックを持っていた。同時発売されたフラッシュフジカデートのほうに人気が偏ってしまったように思える。中古市場では、ジャンク箱の中にもあまり見つからない機種で中古ででていることも少ないと思われる。なかなか手に入れるまでむずかしいように思える。
レンズ: フジノン38mm F2、8(4群4枚)
シャッター: プログラム電子(1/4〜1/800),セルフタイマー
シンクロ: ストロボ内蔵
ファインダー: 採光式ブライトフレーム
焦点調節: 目測、ゾーンフォーカスマークつき
露光調節: Cds使用完全EE
フィルム送り: レバー巻き上げ、クランク巻き戻し
フィルター: 46mmねじ込み
寸法: 130、5×76×54mm
重量: 350g
発売: 1976(昭和51)年11月
価格: 32800円
正面から見る。
レンズがセンターよりオフセットしている。
レンズ回りを見る。
絵文字、距離表示両方されているのは親切である。
レンズを見る。
フジノン38mm F2,8である。